タロット練習方法|アドバイスの読み方、おすすめの練習方法を解説

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皆様こんにちは、
『本気のタロット講座』へようこそ。

スプレッドの多くには
「アドバイス」
という項目がありますよね。

実はこのポジション、
非常に大切な位置を占めています。

何故なら
「問題の原因」
「相手の気持ち」
「未来の可能性」

など全体を占った上で
『それを踏まえてどうすれば?』
という肝心な部分を読むものからです。

そのような大切な位置にある
『アドバイスの読み方、練習方法』
それを今回は解説したいと思います。

本記事を読むことによって
アドバイスで意識する部分や、
読み方のコツ、流れなども掴めます。

本記事が
皆様のお役に立てば幸いです。

目次

タロット練習方法|アドバイスの読み方、おすすめの練習方法を解説

まず最初に、
アドバイスを読む際も
『タロットへの質問』が大切です。

多くのスプレッドを見てみると、
「アドバイス・助言・対策」
という項目が最後の方にありますが…
非常に漠然としていますよね。

ここで単純に
「アドバイス」
と言うだけでカードを引いて
リーディングをしようとしても…

正直なところ
「何に対してのアドバイスを読むか?」
一瞬戸惑うはずです。

そこでカードを引く前に
質問を具体的に決めておきます。

以下の項目から
タロットの練習用として
質問の雰囲気を解説していきますね。

アドバイス質問の雰囲気を掴もう

本項目では練習として、
「今日1日の自分へのアドバイス」
というテーマで
『行動面、心持ち面』
という二つの側面から解説していきます。

以下で
アドバイス質問例を載せますので
雰囲気を掴んで戴ければと思います。

【行動面のアドバイス】
今日の〇〇に対して
どのような姿勢で取り組めば良いか?

【心持ち面のアドバイス】
今日の〇〇に対して
どのような気持ちで取り組めば良いか?

『〇〇に対して』という部分に
今日(明日)などの
自分の日常生活上でのイベント…
EX.)仕事、買い物、勉強、休日
などを当てはめれば、
アドバイス質問は完成します。

以下で〇〇の部分に
イベントを当てはめた質問例を紹介しますね。

行動面のアドバイス質問の例】
今日の仕事に対してどんな姿勢で挑むか?
今日の勉強にどんな姿勢で取り組むか?
今日の休日にどんな事をして過ごすか?

【 心持ち面のアドバイス質問の例】
今日の仕事ではどんな心持ちで挑むか?
今日の買い物はどんな心持ちで挑むか?
今日の勉強はどんな気持ちで臨むか?

上記質問例は
「自分へのアドバイス」
として載せてみましたが…

質問のコツが掴めてくると、
主語やイベントを変えていけますので、
リーディングの幅も広がっていきますよ。

以下の記事で更に詳しく
タロットへの質問の仕方を解説しております。
合わせて読んで戴ければ嬉しいです。

あわせて読みたい
タロット占いで大切な『質問の立て方』を分かりやすく解説します 【2024/01/07 更新】目次6番:タロットへの質問は一問一答。目次7番:タロットへ質問を立てる際の注意点。こちらを追記致しました。皆様のご参考になれば幸いです。 ...

アドバイス読み方の流れとポイント

では実際に
前項目の質問を基に
アドバイスの読み方を解説します。

『今日1日の自分へのアドバイス』
この練習をしながら、
アドバイスリーディングの
会得を目指していきましょう。

毎日の自分へのアドバイスは、
どんなことでも構いませんが、

ここでは
『今日1日の仕事に対する行動、心持ち』
という質問をテーマに
ステップを踏んで解説していきますね。

今日の仕事に対する行動面のアドバイス

本項目では
「Ⅶ. 戦車のカード」
での解説をしていきますね。

『仕事への行動→仕事への姿勢』
というように捉え
リーディングまでの流れを
①〜⑤のステップに分けて解説していきます。

『アドバイスを読むための5ステップ』

【step①. タロットに質問を立てる】
最初に何を読むのかを
決めるためタロットに質問をします。

行動面のアドバイスを読みたいので…
『Q. 私は今日の仕事に対して
 どのような姿勢で挑むべきか?』

と、質問するとしましょう。

【step②. カードを引く】
ドローカードは「戦車」ですね。

【step③. キーワードを選ぶ
「Ⅶ. 戦車」のカード。
数ある意味の中から
『積極的』という
キーワードをチョイスしてみます。

【step④. アドバイステーマを作る】
ステップ①で立てた質問の
『今日の仕事にどのような姿勢で
という部分に
戦車でチョイスしたキーワード
『積極的』という言葉を当てはめます。

すると…
私は今日の仕事に対して
『普段より積極的な姿勢』で挑む。
というテーマを作ることが出来ました。

【step⑤. 具体的に読んでいきましょう】
では先ほどのアドバイステーマを基に
『いつもより積極的な仕事への姿勢』
という文章を具体的にしていきましょう。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
今日は自分に割り当てられている仕事、
頼まれた仕事はもちろん、
手の空いた時も手持ち無沙汰にせず、
自分から率先して
手伝うことを探し声をかけたり
自分から仕事を見つけたりというように
『積極的に仕事に取り組む姿勢』
それを持って挑んでいこう。

相談者さんにアドバイスする際は、
抽象的なものではなく、
具体的なアドバイスが好ましいです。
「仕事で積極的になりましょうよ」
と伝えて終わらせるのではなく、
『どのように積極的にするのか?』
その部分を具体的に伝えてあげれば
行動も起こしやすくなるからですね。

次は同じ手順を用いて、
『心持ちのアドバイス』を解説していきます。

今日の仕事に対する心持ちのアドバイス

本項目では、
「Ⅲ. 女帝のカード」
を使って解説していきますね。

『今日1日の仕事への心持ち』
というテーマで、
①〜⑤のステップに分けて解説していきます。

ステップ①の質問、
行動面の質問と見比べてみてください。
「仕事への姿勢」→仕事への心持ち」
というようにだけ変えてあります。
主語やイベントなど基本的な文言から
言葉を変更するだけで質問を作れますよ。

【step①. タロットに質問を立てる】
「何を読むのか?」
タロットに質問をします。

今日の仕事に対する
心持ちのアドバイスを読みたいので…
『Q. 私は今日の仕事中
 どのような心持ちで挑むべきか?』

という質問にしましょう。

【step②. カードを引く】
今度は「女帝」ですね。

【step③. キーワードを選ぶ】
今回は女帝のカードの意味から
『思いやり』という
キーワードをチョイスしました。

【step④. 大まかなテーマを作る】
ステップ①で立てた質問の
『仕事中どのような心持ちで
という部分に女帝のキーワード
『思いやり』という言葉を当てはめます。

すると…
私は今日の仕事中は
(同僚などを)思いやる気持ちを持つ。

というテーマを作ることが出来ました。

【step⑤. 具体的に読んでいきましょう】
先ほどの
『同僚を思いやる気持ちを持つ』
という文章を具体的にしていきます。
アドバイスを具体的にしていくためには、
『どのように』
という部分を意識するのでしたね。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
今日の仕事では特に
相手の立場になって物事を考えたり、
『相手を思いやる気持ち』
というのを大切にしていきましょう。
自分の仕事が思うように捗らなかったり、
忙しい時間に頼み事をされたりして
心に余裕がなくなりそうになったら…
例えば意識して口角を上げたり、
深呼吸して気持ちを落ち着かせるなど
自分に意識を持っていきましょう。
自分の気持ちに余裕を持たせることが、
相手への配慮や、
思いやる気持ちを持ってきます。

と言うように読むことが出来ました。

ステップ⑤の
アドバイスを具体的にする練習は
最初は難しいかもしれませんが、
自分占いなどの練習でしたら
現在の自身の状況をイメージしながら
文章を作ってみてください。
段々と慣れていきますので、
焦らないでいきましょう。

次の項目では、
『今日は特にやることがない』
そんな時にも使える
アドバイス練習を解説致します。

1日の全体を通したアドバイス

先ほどまでは、
『〇〇に対しての行動、心持ちのアドバイス』
と言うように
特定のイベントを当てはめて
アドバイスの練習をしてきましたが…

「今日は特にすることもない」
という1日もありますよね。

そのような日であっても、
『どんな質問をするか?』
これでいかようにもタロットを引けます。

ここでは、
「1日」という大きな括りで
アドバイスの質問をしてみましょう。

今度は
「0. 愚者」のカードを使っての解説です。

基本的な考え方はこれまでの
「〇〇に対しての行動、心持ちのアドバイス」
と同じです。

前項目までの
「今日の仕事を」という部分を
『今日1日を』どのように過ごすか?
『今日1日を』どんな心で過ごすか?

というような形で
文言を変えていくだけです。

ではここまでと同じように、
ステップを踏んで解説していきます。
何度も繰り返して
ご自身に定着させていきましょう。

【step①. タロットに質問を立てる】
まず「何を読むか?」を決めます。

『Q. 私は今日1日を
 どのように過ごせば良いか?』

これは言い換えるなら
「私の1日の行動の指針」ですね。

【step②. カードを引く】
今度は「愚者」です。

【step③. キーワードを選ぶ】
今回は愚者のカードから
『自由』という
キーワードを選びました。

【step④. 大まかなテーマを作る】
ステップ①で立てた質問の
『今日1日をどのように…』
という部分に愚者のキーワード
『自由』という言葉を当てはめます。

すると…
私は今日1日を
『自分の思うように自由に過ごそう』

という大まかなテーマを作れました。

【step⑤. 具体的に読んでいきましょう】
ここで先ほどの
『1日を自由に過ごす』
という文章を具体的にしていきます。
アドバイスを具体的にしていくためには、
『どのように』を意識するのでしたね。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
今日のテーマ『自由に過ごす』
例えば毎日、
何時に起きて、何をして…のような
自分が日々やっている事や
自分で決めたルール、
固定されたルーティンのような
「自分の中の制約」に
縛られない1日を過ごしてみてください。
気の向くままに出かけてみるとか、
気の向いた時間に食事をするとか、
休みたくなったら休むとか、
普段罪悪感があって
やってないこともやってください。
愚者のカードのように
『風の向くまま気の向くままに』
自分の1日を楽しんでみてください。
そうすることで気分が良くなって、
知らずに抱えている
ストレスも緩和されていき、
また明日から元気に1日を過ごせますよ。

このように読むことができました。

リーディング練習の際、
最初は箇条書きでも大丈夫です。
焦らずじっくりやっていきましょう。

タロットの意味の中には
使いづらい意味もありますよね。
それらは無理に使わなくて大丈夫です。
タロットリーディングでは
『相談内容に合った言葉を選ぶこと』
それが大切ですからね。

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アドバイスは『具体的』を意識する

ここまでアドバイスの際に
『どのように』
という部分を意識してきましたが、
ここからは
アドバイスの文章の作り方について
更に詳しく解説していきたいと思います。

アドバイスを読む際、
皆様に意識して戴きたいのは
『具体的なアドバイス』です。

それは例えば
「自信を持ってください」
と励ますだけでなく、
『上手な自信の付け方』
を相談者さんに伝えることです。

「頑張ってください」ではなく、
『上手な頑張り方』を伝えることです。

その為に、
いつ、どこで、誰が、
何を、何故、どのように、

→(その行動、心持ちをするのか?

これらを意識して
アドバイスしてあげて欲しいのです。

例えば実際の鑑定で
「自分に自信をつける」というお話で
相談者さんに以下のように伝えたとします。

『自分に自信をつけるために、
 自分のことを褒めてあげましょう』

上記アドバイスは簡潔で
このままでも良い感じですが…

ここに更に
いつ、どこで、誰が、
何を、何故、どのように
→(自分を褒めるのか?)

というのを意識して
お話を組み立てていくと、
更に『具体的』になっていきます。

以下で
雰囲気を掴んで戴くため、
5W1Hを使って
『自分を褒めるアドバイス』
このお話を組み立ててみますね。

5W1Hを使ってアドバイスを考える

では先ほどの
『自分に自信をつけるために、
 自分のことを褒めてあげましょう』

というのを更に具体的にする為…

いつ、どこで、誰が、
何を、何故、どのように、

これら「5W1H」を使って
文章を組み立ててみます。

【いつ、自分を褒めるのか?】
自分が何か行動を起こしたあと褒める。

【どこで、褒めるのか?】
場所は問わない。

【誰が、褒めるのか?】
自分で自分のことを褒める。

【何を、褒めるのか?】
他の人からしたら
当然と思えるような些細なことで良い。
今日1日のうちで
自分が行動したことを褒める。

【何故、自分を褒めるのか?】
自分で自分のことは褒めないものだから
出来ない部分に焦点が当たりがち。
だからこそ些細なことであっても
「出来た自分」を褒める。

それは同時に
『自分の良い部分』の発見に繋がる。
そしてそれを見つけていくことで、
『私って本当はできる人じゃん』
というのが自分の中に芽生えていく。

【どのように自分を褒めるのか?】
頭の中で自分を褒めるのではなく
「形にする」ことが大切なので
ポケットノートを一冊用意する。

何か一つ行動をしたなら、
出来た自分を褒めるように書いていく。
その時否定的なことは書かない。

更に効果を上げる為、
寝る前のリラックスした時間…
そこで読み返すことで
意識に深く刷り込みやすくなる。

ここまで
『自分を褒める』
5W1Hの各項目で分解して
文章にしてきました。

次の項目で、
上記の分解文章を一つにまとめてみましょう。

5W1Hを繋げたアドバイス文章例

いつ、どこで、誰が…と、
分解しながら書いた文章を
一つのアドバイスとして繋げてみましょう。

※筆者は文章になっていれば、
5W1Hの順序は気にしません(笑)

自分に自信をつけるために、
自分のことを褒めてあげましょう。

実は人に褒められるだけでなく、
自分で褒めても効果はあるんですよ。

褒める事柄は
どんなことでも大丈夫です。
例えば他の人からしたら
当然と思えるような
些細なことでも大丈夫です。

その時、大切な事なのですが…
頭の中で考えてるよりも、
「形に表す」方が効果があるので、
ポケットノートを一冊用意してください。

それを持ち歩いて
何か一つ行動出来たなら
自分を褒める言葉を書いていきましょう。
その時は決して
否定的なことは書かないでくださいね。

ノートに書いた言葉たち、
これだけでも良いのですが…
『自分褒めの効果』を
更に上げる方法もあるんです。

その日、自分を褒めた文章を
寝る前のリラックスした時間…
そこで読み返すという方法です。

脳内が穏やかになっている時間は、
そのポジティブな言葉を
自分の潜在意識により深く
刷り込みやすくなっているのです。

やっぱり日常でも仕事でも、
自分に対しては出来ない部分に
焦点って当たりがちですよね。

だからこそ、
どんな些細なことでも
自分を褒めていってください。

それを積み重ねれば
自分の良い部分が沢山発見されて、
「私って本当はできるじゃん」
…に成っていくんですよ。

些細な積み重ねでも、
自分の中に沢山積まれていけば、
それが大きな自信に
繋がっていくんですから。

実はこのステップですが…

実際の鑑定では
このようにゆっくりと
組み立てていられませんが…

練習の段階で
5W1Hに沿うことを意識しておけば、
実際にアドバイスをする場面になって
頭の中で話を組み立てながら
お話することが出来るようになります。

文章として読むと
難しく感じるかもしれませんが、
ニュアンスを掴めれば
そこからコツを掴んでいけますので、
焦らずゆっくりと頑張っていきましょう。

下記の青文字リンクから
アドバイス知識の習得方法について
筆者お勧めの方法をお伝えしています。
併せてご覧戴ければ嬉しいです。

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タロット練習方法|アドバイスの読み方、おすすめの練習方法まとめ

本記事では
タロットリーディングの大事な部分
『アドバイスの読み方、練習方法』
についてお伝えしてきました。

本記事で解説したステップは、
アドバイスのみならず
全てのリーディングに通じる流れです。

①タロットに質問をする
②カードを引く
③キーワードを選ぶ
④大まかな流れを作る
⑤具体的に読んでいく

そしてアドバイスの際に大切なのは、
いつ、どこで、誰が、
何を、何故、どのように、

といったことを意識して
具体的にお話を広げてあげることでしたね。

アドバイスを貰う相談者さんも
「積極的になりましょう」
と大きな括りで言われるよりも、
『どのように積極的になるのか?』
などを具体的に伝えられた方が、
行動も起こしやすいですものね。

「5W1H」を使った
アドバイス文章の作り方は、
難しく感じると思いますが
少しずつ練習していけば
ご自身のリーディングに
しっかりと根付いていきます。

大切なのは、
焦らないことです。

『ローマは1日にして成らず』ですから。

それでは、
本日も
最後までお読み戴き
誠に有難う御座いました。

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