タロットカードの歴史

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皆様こんにちは。
『本気のタロット講座』へようこそ。

今回は、
『タロットの歴史背景について』
面白く解りやすく
書いてみたいと思います。

本記事を読んでタロットに対する敷居が、
ほんの少しでも低くなって戴ければ幸いです。

目次

初期のタロットカード

『マルセイユタロットカード』
というものをご存知でしょうか?

初代タロットカードのような
風格のある絵柄のタロットカードです。

このマルセイユタロットカードというのは、
元々フランスのマルセイユというところで使われていた
トランプのような『遊戯用のカード』でした。

それらのカードは
当時の商人、貴族、大衆の遊びのカードだったのですね。

当時、マルセイユでは、
多くの印刷会社があり、
そこでは
「マルセイユタロットカード」を沢山印刷していました。

中世のフランスでは
芝居というものは無かったようですし、
書物というものも、相当な高価な品だったようです。

そこで当時の人達は、
先程のマルセイユタロットで
トランプのようにゲームをしたり、
賭け事をしたりして楽しんでいたようです。
当時、皆が楽しく遊べるカードとして、
マルセイユタロットカードは
相当な人気商品だったに違いありません。

マルセイユタロットはトランプへ?

マルセイユタロットカードは
後に「トランプに変化していった」という話があります。

この話によりますと、
マルセイユタロットカードの各スート
「ワンド」「カップ」「ソード」「ペンタクル」は…
『ソード』⇒「スペード」
『カップ』⇒「ハート」
『ワンド』⇒「クラブ」
『ペンタクル』⇒「ダイヤ」

このように変化したとされています。

コートカードの
クインはそのまま「クイン」に、
キングもそのまま「キング」に、
ペイジとナイトは「ジャック」に変わりました。

そして
マルセイユタロットカードの大アルカナの中で
1枚だけトランプに変わったカードがあります。

それは何だと思いますでしょうか?

答えは「愚者」です。
彼は「ジョーカー」としてトランプカードの中にいます。

ジョーカーと愚者の共通点

ジョーカーと愚者の共通点をお話する前に、
こちらの画像をご覧ください。

マルセイユカードの愚者と、
後にそこから進化する
ウエイトスミス版タロットカードの愚者です。

これら愚者のカードは
2枚とも「0番」と数字が書いてありますね。

この「0番」という数字から
何を思い浮かべられますでしょうか?
どんな状況、状態を思い浮かべられますでしょうか?

是非、一緒に考えていただければ嬉しいです。

筆者が「0番」を表現するのでしたら…
『真っ白な状態である』
『純粋無垢な状態である』
『スタート地点にも立ってない状況である』

としてみました。

以上の連想から0番は、
「何にでも染まれる」「どこへでも行ける」
そう捉えることが出来ます。

現にトランプでジョーカーは、
「どのカードにも変身できる」
「敵にも味方にもなれる」
というようなカードです。
ポーカーでも、大富豪というゲームでも
他のカードが
よほど最悪な手でない限りは
ジョーカーが手元に来てくれれば、
それだけで有利になります。

「どこへでも行ける」「何にでもなれる」
という部分でも
『愚者』と『ジョーカー』はリンクしていますね。

マルセイユ版タロットカードは、
いきなり占いのカードとして登場したのではなく、
フランスのマルセイユという港町で
貴族、商人、大衆の遊戯用カードとして普及したものなのですね。

こういった背景を知ると、
ほんの少しタロットへの敷居が低くなりませんか?

次回は
ウエイトスミス版タロットカードの誕生
というテーマでお話を書かせていただきたいと思っております。
どうぞ、
お楽しみにしてみてください。

最後まで読んで戴き、
誠に有難うございました。

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