【ワンドの9】正位置/逆位置の意味と解釈-象徴や人物像を徹底解説

  • URLをコピーしました!
当サイトはアフィリエイト広告を利用しております。
目次

ワンドの9で『人物像』を作ろう

タロットは
物語のキャラクターのように
人物像を作ることで
カードを覚えやすくなります。

本ブログの人物像作りでは、
「正位置の意味」を使っていきます。

そうすることによって
『元の世界観を壊すことなく』
ワンド9の人物像を作っていけます。

以下で3つのステップに分けて
説明していきますね。

本章で作る人物像は、
相談者やお相手自身の
『気づいていない性格や性質』

などのポジションでも使えますよ。

Step①:「ワンドの9」意味を調べる

まず始めに
『ワンド9/正位置の意味』から
キーワードを列挙してみます。

【ワンドの9/正位置の意味】
防衛、防御、強い意志、
守る、足場を固め直す、
試練、忍耐、信念、待機、
持久戦、備える、警戒、用心、
様子を見る、予測する、根気強さ、

次のステップでは
上記キーワードから
『ワンド9のイメージに合う意味』
それを幾つかピックアップして、
人物像を箇条書きにしてみましょう。

人物像を箇条書きにする際は、
絵柄のイメージや物語に沿って
『どのように〇〇しているのか?』
『どうして〇〇をしているのか?』
と考えて作ることで、
リーディングに使い易くなります。

Step②:人物像を箇条書きにする

ここでは
ワンド9の意味を使い、
絵柄のイメージや物語に沿いながら
『どのように〇〇しているのか?』
『どうして〇〇をしているのか?』
などを考えて人物像を箇条書きにしていきましょう。

【ワンドの9/正位置の意味】
防衛、防御、強い意志、
守る、足場を固め直す、
試練、忍耐、信念、待機、
持久戦、備える、警戒、用心、
様子を見る、予測する、根気強さ、

ワンド9の人物は
どのように〜しているのか?

タロット『ワンドの9』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ワンド9の人物は…

これ以上攻め込まれないように
守りを固め「防御」している。

必ず再起してやるという
「強い意志」を持っている。

再起を賭けるために
「足場を固め直し」ている。

「試練」は人を成長させると考えている。

いつ敵が攻めてきても対応できるように周囲の「警戒」を怠らない。

流れてくる情報に惑わされないよう「用心」している。

敵がどのように出てくるか
複数パターン「予測」している。

勝利を得るために大切なのは
「根気強さ」だと思っている。

既にこれだけで、
「ワンド9の人物像」が見えてきましたね。

このままでも
リーディングに使えますが…

次のステップでは、
上記箇条書きにした人物像を
『それは一体どういうことか?』
というようにえ考え、
ワンド9の人物像を
更に煮詰めていきましょう。

スポンサーリンク

Step③:詳細に人物像を仕上げる

考える

本項目では、
筆者の例文をご紹介します。

先ほど箇条書きにした人物像に対し…
『それは一体どういうことか?』
というように人物像を詳細にしていきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

「ワンドの9」という人物は…

タロット『ワンドの9』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

これ以上攻め込まれぬよう「防御」
(それは一体どういうことか?)
ワンド9の人物は、
過去に大変だった経験を越えて、
それが今でも少し尾を引いている。
思い出すと辛さがある為、
考えないようにするなど
自身の心の防御を大切にしている。

再起を賭けるための「足場固め」
(それは一体どういうことか?)
ワンド9の人物は、
これから必要になる情報収集や、
今後どのように動いたら良いか?
それを入念に考えたり、
体力、精神力を作り直すなど
水面下での動きを大切にしている。
思うように行動できない今だから、
出来ないなりに出来ることを
確実にこなそうと頑張っている。

「試練」は人を成長させると考える
(それは一体どういうことか?)
ワンド9の人物は、
多くの経験をして来たからこそ、
培われた精神の高さを持っている。
一般的に「試練」というのは
敬遠されがちな出来事だが、
その試練にきちんと向き合い
越えていこうとする心が
人を成長させると考えている。

情報に惑わされぬよう「用心」する
(それは一体どういうことか?)
ワンド9の人物は、
情報の大切さ、怖さを知っている。
情報の発信源が有名だからと
その情報が真とは限らない。
再起を賭けるため
足場を固めているからこそ、
情報には慎重になっている。
どんな情報を受けても
「本当に確かな情報か?」
というようにワンクッション置き、
情報の真偽をきちんと確かめることを大切にしている。

勝利を得るため「根気強く」
(それは一体どういうことか?)
ワンド9の人物は、
物事を成すことに関して
簡単ではないと知っている。
一度や二度上手く行かずとも
それが結果の全てでは無いとし、
簡単には諦めない。
その道中での小さな成功を糧とし、
継続する努力を大切にしている。

上記のような
人物像が出来上がりました。

ここで作られた人物像は、
○行動のアドバイス、
○心持ちのアドバイス、
○相手の性格や性質、
○大切にしている価値観など…


具体的に人物像を作ることで、
実際のリーディングで使い易くなります。

スポンサーリンク

ワンドの9を『数秘術9』で読む

タロット『ワンドの9』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ここからは
「数秘術9」を用いた読み方を解説します。

数秘術9の基本的な意味から、
『ワンド9の物語』
に沿って解説をしていきますので、
即戦力的に活用することができます。

数秘術「9」の意味とは

数秘術において「9」というのは、
1〜8までの数字の力を
全て持ち合わせた数字です。

その為、
精神的な成熟度が高く、
何事にも落ち着いて対処でき、
周囲の状況を客観的に観る力も持っています。

そして1〜8までの
数字の力を持っているので、
置かれた状況に応じた
臨機応変さも兼ね備えています。

数秘術「9」の
代表的なキーワードに
『包容力、受容力』があります。

これは相手に対してだけでなく、
周囲の物事、出来事などを受け止め、
適切な対応が出来るというのも含まれます。

きちんと物事と向き合うため、
周囲からの信頼も厚くなるでしょう。

更に「現実認識力」が高く
観察眼にも優れているので、
物事の本質を見抜く力に長けています。

入ってくる情報などに対しても
すぐに飛びつくことはせず、
『本当にそうなのか?』
というワンクッションを大切に、
自分なりの答えを導き出します。

だからこそ
精神的な消耗もしやすいので、
休息を大切にすることが求められます。

「ワンド9×数秘術9」合わせて読む

「ワンドの9」を数字で読むなら…

『現実認識力を高める
というアドバイスに繋げることができます。

ワンド9のシーンは、
身を守り次に備えるカードでした。

その為には、
用心深くないといけません。

情報一つとっても、
フェイクに引っ掛からないよう、
慎重に取捨選択する必要があります。

そして
常に先を予測して備える…
というカードでもありました。

そこで『現実認識力』が大切になります。

「現実認識力」とは?

「現実認識力」とは、
常に疑問意識を持って
目の前の物事に向き合うことです。

例えば、
現代は情報社会ですよね。

テレビやインターネットで
様々な情報が溢れています。

それらの情報に対し流されず、
『本当にそうなのか?』と、
自分の中にワンクッション置き…

そのことについて自分で調べ、
他の人の意見なども聞き、
更に自分で考えて
自分なりの答えを出していくことです。

「数秘術9」は
現実認識力の高い数字であり、

「ワンド9」の物語も
現実認識力を高く持って
次へ進んでいくカードですので、

『現実認識力を高める』
という読み方をしていくことが出来ます。

ここまでのお話を基に
以下で読み方をまとめてみました。

【数秘術9×ワンド9】
○落ち着いて対処する
○物事を客観的に観る
○臨機応変さを身につける
○物事を否定せず一旦受け入れる
○現実認識力を高める
○休息を大切にする

スポンサーリンク

ワンドの9を『火の属性』で読む方法

タロット『ワンドの9』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ワンドは『火の属性』を持っています。

ワンド9の物語に合わせて
『火の属性』をプラスして読むことで、
読み幅を広げることが出来ます。

以下で筆者がイメージした
火のキーワードを列挙しますので…

「ワンド9」の絵柄、物語を考慮して
『どのキーワードがマッチするか?』
それを考えて選んでみましょう。

「火」のイメージキーワード

火の元素

【火のイメージキーワード】
エネルギッシュ、熱意、情熱、
強い意志、男性的エネルギー、
自我、上昇志向、行動力、冒険心、
力強さ、闘争心、快活さ、積極性、
明るい=光、やや傲慢さ、創造的、
野心、利己主義、自分本位、自信、

ワンド9の物語に合わせて考える

タロット『ワンドの9』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

上記で挙げました
火のイメージキーワードの中から、
「ワンドの9」に
似合いそうなキーワードを探してみましょう。

筆者が思う
「ワンド9の人物」は…

困難を乗り越える強い意志と、
力強さ(パワーよりメンタル)、
そして敵を迎え撃つ闘争心と、
絶対越えられると信じる希望の光。

これらを
持っているとイメージしますので…

【ワンド9に合う火のキーワード】
①強い意志、
②力強さ(メンタル)、
③闘争心、
④明るい=希望の光、

この4つを選びました。

ワンドの9『火の属性でアドバイス』

タロット『ワンドの9』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

先程挙げました
火のイメージキーワード。

力強さ、闘争心、
明るい=光、強い意志、

上記の中から、
『強い意志』『力強さ(メンタル)』
というキーワードを使って、
相談内容を限定せず
アドバイス文章を作ってみましょう。

達成への強い意志を持つ

何かを成そうと、
意志を強く持ちたいなら、
マインドセッティングよりも
環境へのアプローチが良いです。

例えば自分磨きに
「筋トレ」を採用したいとしたなら、
○ジムに入会する
○身近な人に断言する…など。
『やるしかない環境を作る』
というのが効果的です。

「やるぞ」と心に決めても、
それだけだと弱いのですよね。

誰かと約束があれば身も入りますし、
『21日間継続したものは習慣化する』
とも云われています。

意志を強く持つ為には、
マインドセットよりも
環境を味方につけて継続させる。

そして
その延長線上に習慣化があり、
習慣化されれば
無理に心を奮い立たせずとも
慣性の法則によって進んでいけます。

メンタルを強化する

心を強くする手軽な方法として
『否定的な言葉を使わない』
というのがあります。

自分の発する言葉というのは、
文章でも発言でも、
誰かとのお話でも、
一番聞いているのは自分なのです。

「でも、だって、」
「私にはできないかも」
という否定的な言葉は、
自身の潜在意識に刷り込まれて、
出来ない自分を勝手に作り出します。

そうすると知らずに、
自信がなくなってきて、
心が弱くなっていくのですね。

この逆の理論に
アファメーションという言葉を聞いたことがありますか?
『私は既に〜になっています』
と言ったような
肯定的な言葉を自分に繰り返し、
潜在意識に刷り込ませて自尊心を高め
理想の自分を引き寄せる方法です。

自分の発する言葉というのは、
それほど自分の心に影響するのです。

ですので、
否定的な言葉を使いそうになったら
肯定的な言葉に変えるようにすれば、
自尊心も少しずつ高まり、
心の強化にも繋がっていきます。

相談内容を限定しませんでしたが
このようにアドバイスが出来ました。

タロットリーディングでは、
出したキーワードを
相談内容に合わせて変換していきます。

タロットからキーワードが取れれば、
あとは相談内容に合わせて
言葉を繋いでいくという形になります。

以下の記事では、
①アドバイスの重要性、知識の付け方、
②各スートについての解説など、

詳しく解説をしております。
併せて読んで戴ければ嬉しいです。

あわせて読みたい
タロット占い|アドバイスリーディングの重要性について解説します 皆様こんにちは、『本気のタロット講座』へようこそ。 タロットの勉強を始めてある程度カードの意味も解ってきて、もう一歩踏み込んだことを学びたい。 そのように思わ...
あわせて読みたい
タロット占い『小アルカナのスート攻略法』効率的な覚え方を解説 2024/05/04【更新完了】今回の記事は、非常にボリュームがありますが小アルカナを覚えるのに役に立つはずです。皆様の参考になれば嬉しいです。 皆様こんにちは『本気の...
スポンサーリンク

【ワンド9】正位置/逆位置の意味と解釈-象徴や人物像を徹底解説まとめ

タロット『ワンドの9』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

今回の記事は、
タロット小アルカナ
『ワンドの9』について

象徴や人物像、
アドバイスの方法
カードのメッセージなど
詳しく解説を致しました。

ワンドの9は
絵柄の印象とは裏腹に
ポジティブな意味合いの強いカードでしたね。

○守りを固める、
○人事を尽くして天命を待つ、
○根気強く待つ、

ワンド9のカードは、
他力本願ではなく、
自分の出来ることを頑張った上で
その後のことは
天に委ねられる気概を持ったカードです。

そして非常に
忍耐と根気強さがあります。

目標を達成することは
簡単ではないと知っているけど、
必ず果たせるという希望を抱いて
今出来ることを
着実にこなしていくカードです。

最後にワンドの9は
守りの固いカードで、
用心深く、慎重さがありました。

行動を起こす際には
情報収集を惜しまないですし、

いざ行動を始めて
上手くいっていたとしても…

天狗にならず
決して油断せず、
常に先を予測して行動します。

前のカードを踏まえて考えるなら
「ワンド6→ワンド7」での経験が
戒めになっているとも読めますね。

このように
ワンド9を物語として覚えておくと、

イメージもしやすくなり、
リーディングもしやすくなります。

元々ある正位置の意味に、
動きを持たせることが出来るのですね。

今回の記事が
皆様のお役にたてば嬉しいです。

それでは、
本日も
最後までお読み戴き、
誠に有難う御座いました。

1 2
みなさまでシェアしませんか?
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次