【ワンドの7】正位置/逆位置の意味と解釈-象徴や人物像を徹底解説

タロット『ワンドの7』解説
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本記事は情報量が多い為、
2ページ構成となっております。

皆様こんにちは
『本気のタロット講座』へようこそ。

気候の変動で
コンディションに波があり、
お待たせして申し訳ございません。

今回の記事は
タロット小アルカナ
『ワンドの7 〜徹底攻略編〜』です。

ワンドの7は、
一見ネガティブっぽい絵柄ですが…

意味を見ると、
『有利な立場、諦めない』など、
ポジティブな意味が強いです。

しかし
このカードもまた
殺風景なカードで読みづらく
「意味」を追ってしまう…

そんなカードの1枚です。

でもそれですと
読み方も単一になってしまい、
応用が効きづらくなります。

そこで本記事では、
「ワンドの7」を読みやすくする為…

【1ページ目】
○ワンド7の物語
○ワンド7の詳細なテーマ
○正位置「基本の意味」
○逆位置の考え方
○イエス・ノーで読むなら?
○読み幅を広げるポイント

【2ページ目】
○人物像を作って読む
○数秘術『7』で読む方法
○火のイメージで読む方法
○棒の性質を加え読む方法

というように、
あらゆる観点から
『徹底攻略』していきます。

本記事を読むことによって
「ワンド7」の読み幅が
かなり広くなりますので…

是非、
最後まで楽しんで戴ければ嬉しいです。

目次

タロット「ワンドの7」とは

タロット『ワンドの7』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ワンドを両手で構え、
高台に立つ一人の人物。

彼を目掛けて
下から突き上げる6本のワンド。

ワンドの物語は
「6番」で勝利を得たものの…

彼はその勝利に酔い、
リーダーとしての責任と謙虚さ、
周囲への感謝を忘れてしまいました。

そして大きく振る舞い、
仲間から反感を買ってしまったのです。

実は前回の
「ワンドの6番」
その『6』という数字には、
以下の大切なメッセージがありました。

周囲の仲間と手を取り合い、
皆で協力して進んでいく大切さ。

それを忘れてしまったのです。

その結果彼は…
ここにきて馬から降ろされてしまいました。

しかし彼は、
再起を賭けて戦います。

それは向かい合う者たち、
そして自分自身との戦いです。

なぜ仲間から反感を買い、
この状況に置かれてしまったのか。

彼は辿ってきた道を振り返ります。

「5番」では
様々な価値観や考え方とぶつかり、
多くのライバルと切磋琢磨し、
自身を成長させてきましたね。

そして「6番」において、
勝利を得ることが出来ました。

しかしその勝利は
自分の力だけでなく、
仲間の協力があったからこそだと…
この状況に至って思い出すのです。

後悔先に立たずだけど、
置かれた現状とは
真摯に向き合わねばなりません。

ワンドの7番は、
「覚悟」と「信念」を持って、
現状と向き合い、越えていくカード。

『目の前の出来事と真剣に向き合う』

それが先に進む為に大切なことであり、
人としての成長にも繋がっていくのです。

彼は無事、
この難局を超えられるのでしょうか。

ワンドの7『詳細なテーマ』

タロット『ワンドの7』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ワンド7の正位置では、

①有利な状況、
②現状と真剣に向き合う、
③決して諦めない、

といった大きなテーマがあります。

それぞれに
細かく解説していきますね。

①有利な状況

絵柄のシーンは、
「1対6」という多勢に無勢。
一見、不利な状況に見えますが…

戦いにおいて、
高い場所に構えることで
急所を狙われる確率も下がり、
攻撃の際「勢い」もつけられます。

逆に、下にいる6人は
上に向かって攻撃せねばならず、
身体中の筋肉を酷使するので、
体力の消耗も激しくなりますよね。

ですので、
『有利な立場』
というテーマがあります。

②現状と真剣に向き合う

仮にご自身が、
ワンド7の状況になったと
イメージしてみてください。

有利な状況に身を置けたとしても、
「多勢に無勢」です。
油断したら簡単に負けます。

困難に陥った時、
負けられない戦いに在る時、
「絶対に勝つ!越えてやる!」
という真剣さが必要ですよね。

ですので「ワンドの7」には、
『現状と真剣に向き合う』
というテーマがあります。

③決して諦めない

ワンドの物語は、
夢や目標を実現させる旅です。

懸命に歩んで
「6番」で勝利を得たけど、
ここで剥奪されてしまいました。

しかし
何があっても諦めないのが、
「ワンドの物語」なのです。

彼は自分の力を信じてます。
ここまで来たという自負があります。

『だからここも越えられる』
『諦めたらそこで試合終了だ』

というように考えています。

故に『絶対に諦めない』のです。

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ワンドの7『正位置の意味』

タロット『ワンドの7』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

【ワンド7/正位置の意味】
有利、反撃、勇気、必死、
闘志、信念、底力、抵抗、
奮闘、向上心、自己主張、

広い視野、立ち向かう、
諦めない、油断しない、
困難の克服、打開策の発見、
守りを固める、足場を固める、

ワンドの7「正位置の解説」

ワンドの7番は
一見、困難な状況であっても、
環境や、状況は味方をしてくれること。

そして
置かれた状況に真剣に向き合うこと。

そして、
困難の中にあっても
決して諦めないこと。

その大切さをメッセージしています。

このお話から
イメージを膨らませると、
以下のように読むことが出来ます。

○有利な立場で物事を進められる、
○環境や状況が味方をしてくれる、
○覚悟を決めて行動に移す、
○プレッシャーを跳ね返す、
○気合負けしない、
○絶対に諦めない、

一見、暗い印象のワンド7ですが、
実は正位置において、
良い暗示、示唆を含んでいるのですね。

ワンドの7『逆位置の意味』

タロット『ワンドの7』逆位置
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ワンド7が「逆位置」で出た場合、
大きなテーマとして…

○消極的になってしまう、
○不利な状況に置かれてしまう、
○状況を把握出来ていない、
○現状の立て直しが必要である、
○力が入り過ぎてしまっている、
○別の角度から見る必要がある、

というような
示唆として読むことが出来ます。

但しこれは
『大きなテーマ』ですので、
他にも沢山の読み方があります。

例えば先ほどの、
「正位置の意味」を基にして…
『過剰か?不足か?』
というようにキーワードを取る方法です。

そうすることによって
逆位置の読み幅、
キーワードの幅が広がっていきますよ。

「過不足」で読むワンド7逆位置

タロット『ワンドの7』逆位置
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.
正位置
逆位置
有利な状況
『不利』or『勝利』
覚悟を持つ
『躊躇』or『開き直る』
勇気を出す
『臆病』or『ムキになる』
勇敢さ
『怖がり』or『大胆』
信念を持つ
『自分を疑う』or『意地を貫く』
必死になる
『余裕でいる』or『捨て身』
孤軍奮闘
『降参する』or『共闘する』
困難な状況
『容易、簡単』or『災難』

上記逆位置キーワード
『〇〇 or 〇〇』という言葉は、
読み手によってニュアンスは変わります。

ですので、
難しく考えないで大丈夫ですよ。

逆位置のキーワードを取る際は、
○スプレッド全体の印象、
○周囲のドローカード、
○リーディングの整合性、

これらを総合して判断しましょう。

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ワンド7「イエスノー」で読むなら

ワンドの7「イエスノー」

ワンドの7で、
「Yes.No」を判断したい場合…

結論としては
『Yes』と読めるでしょう。

「ワンドの7」は、
実際、絵柄からの判断に戸惑います。

このような場合は一度、
『ワンド7ってどんなカード?』
というところに戻ってみましょう。

ワンドの7は、
覚悟と信念を持ち
決して諦めることなく、
真剣に向き合っていくカード。

ワンドの7番は
「やってやるさ!」
というような意気を持った
闘志溢れる前向きなカードなのですね。

それ故に
『Yes』と判断できます。

相手の気持ちにおいて、
「Yes/No」で読む場合、
基本的には『Yes』ですが…
ワンド7の物語を加味すると、
相談内容の背景によっては、
お相手が現在の状況をクリアしたら
というような条件がつく場合があります。

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ワンド7の読み幅を広げるポイント

タロット『ワンドの7』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

「ワンド7」を読む際…

『自分が登場人物の立場だったら』
というようにイメージすることは、
リーディングの幅を広げてくれます。

そして「ワンドの7」は、
メインの登場人物だけに
焦点が当たりがちですが…

忘れてはならないのが、
『敵対する人物がいる』という部分です。

上を目指す

①護り、反撃する者、
②攻め落とそうとする者

この二つの視点、
立場をイメージして、
リーディングに繋げてみましょう。

①登場人物の立場『覚悟と信念』

タロット『ワンドの7』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

まずは
「メインの人物視点」で読みます。

馬から降ろされた主人公。

高台にいることは
有利ではありますが、
何せ「多勢に無勢」です。

このような状態になった時、
中途半端な気持では勝てません。

「覚悟」と「信念」
それを以て挑むことが大切です。

このお話から
以下のようなキーワードを取れます。

「覚悟、信念」と読むなら

○言い訳しない、
○攻撃体制をとる、
○絶対に屈服しない、
○自分の正しさを貫く、
○断固として行動に移す、
○信じるものの為に戦う、
○ここからの逆転劇が始まる、
○プレッシャーを跳ね除ける、

②登場人物の立場『油断しない』

タロット『ワンドの7』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

「ワンド7」の人物は
有利な状況にあるとお伝えしましたが…

では、
「100%勝てるのか?」
と聞かれれば油断は出来ないでしょう。

例えば、
足を狙われる可能性もあり、
そうして転倒したらアウトです。

どんな時も、
決して慢心してはダメなのです。

「油断しない」と読むなら

○常に最善の手を尽す、
○相手のことを侮らない、
○予測を立て準備しておく、
○細心の注意を払って行動する、

③登場人物の立場『護り、反撃する』

タロット『ワンドの7』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ワンドの7は、
応戦していくカードでもあります。

両手でワンドを構えて、
ガードの姿勢を取りながら、
隙あらば反撃していきます。

「護り、反撃する」と読むなら

○抵抗する、
○批判と戦う、
○屈服しない、
○必死に抵抗する、
○自己主張をする、
○攻撃を仕掛ける、
○論点を強調する、
○防衛する、護る、
○挑戦者に対抗する、
○プレッシャーに耐える、
○自分の立ち位置を護る、

④登場人物の立場『足場を固める』

タロット『ワンドの7』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ワンド7の絵柄では、
足場がデコボコして不安定ですよね。

戦いの最中、
折角有利な場所に陣取っても、
立地に負けてしまうと、
一気に形成を奪われてしまいます。

ですから、
『足元をきちっと固める』
ということも大切です。

ワンド7の絵を見ても
「ワイドスタンス」で構えていますね。

「足場を固める」と読むなら

○焦らず一歩ずつ進む、
○念入りに準備しておく、
○基礎をしっかりと固める、
○段階を確実に踏んでいく、
○現状の不安要素を無くす、
○足りない部分を洗い出し補う、

下にいる人物視点『攻め落としたい』

ワンド7「下からの棒」

メインの人物の立場を追い立て、
「攻撃を仕掛けている側」の視点です。

読み方としては、
ネガティブっぽくなりますので、

この部分を読む際は、
スプレッド全体の印象が
「暗い場合」に用いてみてください。

○相手を批判する、
○相手を貶めようとする、
○プレッシャーを与える、
○ポジションを奪おうとする、
○攻撃的な感情を抱いている、

「ワンドの7」は、
ポジティブな意味が多いですが、

このような読み方も持っておけば、
リーディングも臨機応変になりますよ。

次のページでは、
○人物像を作っての読み方
○数秘術「7」での読み方
○火の属性で読む/アドバイス法
○棒の性質で読む/アドバイス法
こちらをご紹介致します。

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