【ワンドの10】正位置/逆位置の意味と解釈-象徴や人物像を徹底解説

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目次

ワンドの10『イエスノー』なら?

ワンドの10を、
「Yes.No」で判断したい場合…

結論としては
『No』と読めるでしょう。

張っているカードならば、
『Yes』ではないのか?
と考えたくなるのですが、

前提のストーリーとしては
達成への強い気持ちが裏目に出てる

という部分が大きく占めているからです。

ワンド10「物語のあらすじ」

夢を達成させるため、
ここまで一生懸命進んできた。
その気持ちはとても強く、
「何を投げ打ってでも達成する」
というものだった。

彼が抱える10本のワンドは、
『目標に対する情熱』
それを表しているが、
目標に対する強すぎる気持ちが、
逆に自分への重圧になっていた…

というようなカードです。

頑張ってるのだけど、
結果それが裏目に出てしまっている。

それ故に
『No』と判断できます。

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ワンド10を『数秘術10』で読む

タロット『ワンドの10』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ここからは
『数秘術10』での読み方を解説します。

『ワンド10の物語』
に沿って解説をしていきますので、
即戦力的に活用することができます。

『数秘術10』として読む

「10」という数字は
『完成、完結、到達』を示す数字です。

そして全く新しい「1」から
スタートすることを示しています。

塔の階段で喩えるなら…

Aという塔の
階段を登り切って屋上へ着いたら
降りて同じ塔を登り直すのではなく、

その屋上に
「Bという別の塔」があって、
そのBの塔の1階(とされている場所)から、
また屋上を目指して登っていく。

というイメージです。

AとBは全く別の塔であり、
新しい塔を登るたびに
景色は高くなっていくイメージです。

塔を多く制覇していくことで、
多くの成長を果たすという考え方ですね。

ここまでの様々な経験が
相談者さんに統合され
備わっているという解釈ができます。

自分の人生において、
今まで経験してきた数々の出来事。

楽しかったことも、
悲しかったことも、
心が燃えたことも、

その全てが
今の自分を形作っているのですね。

だからこそ
道に迷った時、
人生の節目を迎えた時、

今まで自分が
進んできた道を振り返り、
「今後どうしていきたいのか?」
それを自分の中で明確にし、

そこへ向かって
進む気概を持つことが
大切だとメッセージしています。

ここまでの旅で、
今までの経験は全て
自身の糧になっているのですから。

「10」は現状に甘んじず、
先の旅を怖がらず歩みを進めていく。

それが自身の
「成長と繁栄」に繋がっていく。

というように読むことが出来ます。

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ワンドの10で『人物像』を作ろう

ワンドの10「人物像」

タロットは
物語のキャラクターのように
人物像を作ることで
カードを覚えやすくなります。

ワンドの10は、
「ポジティブ、ネガティブ」
両方の意味で読めますので、

今回は趣向を変えて、
「ポジティブな人物像」
「ネガティブな人物像」
2パターンを作ってみたいと思います。

それでは、
以下で3つのステップに分けて
解説していきますね。

Step①:「ワンドの10」意味を調べる

まず始めに
『ワンド10/正位置の意味』から
キーワードを列挙してみます。

『W10/ポジティブキーワード』
努力、奮闘、根性、力強さ、
全力投球、責任感、精神力、
大切に抱える、確実に進む、
手を抜かない、気を抜かない、
手放さない、精一杯に頑張る、

『W10/ネガティブキーワード』
負担、負荷、限界、責任、
疲労、過労、義務、苦難、
余裕がない、抱え込む、
手放せない、無理をする、
プレッシャーを負っている、
キャパシティオーバーの状態、

次のステップでは
上記キーワードから
『ワンド10のイメージに合う意味』
それを幾つかピックアップします。

Step②:イメージに合う意味を選ぶ

ここでは
ワンド10の意味を使います。

『W10/ポジティブキーワード』
努力、奮闘、根性、力強さ、
全力投球、責任感、精神力、
大切に抱える、確実に進む、
手を抜かない、気を抜かない、
手放さない、精一杯に頑張る、

『W10/ネガティブキーワード』
負担、負荷、限界、責任、
疲労、過労、義務、苦難、
余裕がない、抱え込む、
手放せない、無理をする、
プレッシャーを負っている、
キャパシティオーバーの状態、

上記から
「人物像を作りやすそうな意味」を
5個程ピックアップしていきましょう。

試しに筆者は…

【ポジティブキーワード】
力強さ、責任感、全力投球、
手を抜かない、精一杯に頑張る、

【ネガティブキーワード】
責任感、抱え込む、
無理をする、限界、苦難、

これらを選んでみました。

次は上記キーワードを使って
ワンド10の人物像を2パターン作ります。

Step③:選んだ意味で人物像を作る

考える

先ほど選んだ
「ワンド10」の5つのキーワード

【ポジティブキーワード】
力強さ、責任感、全力投球、
手を抜かない、精一杯に頑張る、

【ネガティブキーワード】
責任感、抱え込む、
無理をする、限界、苦難、

上記5つを使って
「ワンドの10」という人物は
〇〇な人間で、〇〇であって…

…のような形で
キーワードを散りばめながら文章を繋げて
「人物像」や「性格」をイメージします。

今回は
「ポジティブな人物像」
「ネガティブな人物像」
両方を作ってみたいと思います。

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ワンド10『ポジティブな人物像』

【ポジティブキーワード】
力強さ、責任感、全力投球、
手を抜かない、精一杯に頑張る、

ワンドの10という人物は…

タロット『ワンドの10』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

(力強さ)
精神的な力強さがあり、
例え困難な状況にあっても
弱音を吐いたりせず、
自分が掲げた目標に向かって
真っ直ぐに歩く気概を持っている。

(責任感)
非常に責任感の強い性格で、
やるべきことをきちんとこなし、
相手に対して適当な発言や、
曖昧で誠意のない行動もしない。
勿論、物事にも真剣に向きあう。

(全力投球)
そして
何事にも全力投球する性格である。
それは人との関係もそうだし、
携わる物事に関してもそう。
ただ「ワンドの性質」の通り
打算のないストレートな部分が、
稀に衝突を起こしてしまうことも…

(手を抜かない)
全力投球を旨としているので、
どんな些細な事柄にも
決して手を抜かず、
決して気を抜かない。
全ての事柄において、
自分の持てる力を出し切る。

(精一杯頑張る)
そのように
精一杯に頑張る姿勢はきっと、
他者の目には美しく映るだろう。

というような
人物像に仕上がりました。

ワンド10の基本テーマは
ネガティブな意味とされていますが…

視点を変えてイメージすれば、
「とても頑張り屋さん」といった、
ワンド(火)の性質に裏打ちされた
ポジティブな人物像が出来上がります。

ここで作った人物像は、
行動や心持ちのアドバイス、
自身でも気づいてない性質、

などのリーディングにも使えますよ。

ワンド10『ネガティブな人物像』

【ネガティブキーワード】
責任感、抱え込む、
無理をする、余裕がない、苦難、

ワンドの10という人物は…

タロット『ワンドの10』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

(責任感)
責任感が強く、
やるべきことをきちんとこなし、
物事に対して
適当な向き合い方をしないという、
誠実な頑張り屋さんなのですが…

(抱え込む)
何でも抱え込む性格で、
他者に頼ることをしないとか、
不安、葛藤などの
ネガティブな心の内も
人に話したりせず、
自分の中で抱え込んでしまい
自己消化しようとする。
自分では気づいていないが、
相当ストレスを溜め込む性格。

(無理をする)
そういった性格も相まって、
常にギリギリまで
無理をしてしまう。
本人も無理していると
分かってはいるのだけど、
持ち前の性格を
簡単に変えることができず、
無理を続けてしまっている。

(余裕がない)
だからこそ、
心身共に余裕のない状態が多く、
自然と言葉や態度に棘が出てくる。
本来、真面目で
責任感の強い性格なので、
余裕がなくなると
棘が出始めると自覚はしており、
努めて直そうとはしている。

(苦難)
彼は自分で自分を
苦難の道へ歩ませていることに
気づいているのかいないのか…
「持って生まれた性質」
そう言ってしまえば簡単だが、
自分で変わろうとしなければ、
変わらないのも事実なのである。

このような
ネガティブ人物像も作れました。

この人物像を
リーディングで使う際は…

『性格、性質、状況、状態』
といった項目で使いやすいと思います。

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ワンドの10『火の属性』で読む方法

ワンドの10「人物像」

ワンドは『火の属性』を持っています。

ワンド10の物語に合わせて
『火の属性』をプラスして読むことで、
読み幅を広げることが出来ます。

本項目では、
「ワンド10」×「火の属性」の読み方を
ステップを追って解説していきます。

ステップとしては

①火のイメージを言葉にする
②ワンド10に合うものを選ぶ
③物語と合わせて使う

というステップになっていきます。

「火の属性」も使って読むと、
ワンド10の読み幅がグンと広がりますよ。

Step①:火のイメージを言葉にする

火の元素

ワンド10に対して
火の属性を用いて読むために、

「火ってどんなイメージ?」

という感じで
火のイメージ全般を言葉
(キーワード化)してみましょう。

この時、
『火というのは(〜そうだ、)』
という文章にすると
イメージしやすくなりますよ。

EX.)火というのは?
熱そうだ、明るそうだ、力強そうだ、
というような感じです。

それでは以下で
筆者の火のイメージを挙げてみます。

「火」のイメージキーワード

火の元素

【火というのは(〜そうだ、)】
エネルギッシュ、熱意、情熱、
強い意志、男性的エネルギー、
自我、上昇志向、行動力、冒険心、
力強さ、闘争心、快活さ、積極性、
明るい=光、やや傲慢さ、創造的、
野心、利己主義、自分本位、自信、

上記のように挙げてみました。

火というのは…
意志を持って燃えていそうで、
男性的エネルギーを持ってそうで、
上に向かって燃えるので上昇志向。

こんな感じで
ガチガチではなく、
ふんわりとしたイメージで大丈夫です。

次の項目では、
上記「火」のイメージから
ワンド10に合うイメージを
更に絞り込んでいきます。

Step②:イメージに合う言葉を選ぶ

タロット『ワンドの10』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

先程挙げた
「火のイメージキーワード」から…

【火のイメージキーワード】
エネルギッシュ、熱意、情熱、
強い意志、男性的エネルギー、
自我、上昇志向、行動力、冒険心、
力強さ、闘争心、快活さ、積極性、
明るい=光、やや傲慢さ、創造的、
野心、利己主義、自分本位、自信、

ワンド10の絵柄、物語と合わせて
どのキーワードが似合いそうか?
それを考えて選んでいきます。

【ワンド10物語あらすじ】
ワンド10の人物は、
『一度決めたことはやり遂げたい』
という強い使命感と
自分の想いに責任を持ち
ここまで頑張ってきました。

彼はここまで
自分に負けまいと奮闘し、
足りない箇所は努力で補い、
困難にもめげず、
確かな力で歩んできました。

そしてようやく、
ゴールを迎えようとしている。

…というカードでもあります。

この物語と合わせると、
筆者は以下のキーワードが
ワンド10に似合うなと感じました。

【ワンド10に合う火のイメージ】
熱意、情熱、強い意志、
上昇志向、力強さ、
闘争心、野心、自信、

これらが
ワンド10と一緒に使える
火のイメージキーワードになるでしょう。

次のステップでは、
上記キーワードを
ワンド10と合わせて読む際、
どのように考えるか?

ということを解説していきます。

Step③:ワンド10と火を合わせて読む

タロット『ワンドの10』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ここまで
火のイメージをキーワードにして、
「ワンド10」に合うものを選びました。

火のイメージキーワードで読む際は、
「ワンド10の絵柄、物語」
と合わせるように使っていきます。

【ワンド10に合う火のイメージ】
熱意、情熱、強い意志、
上昇志向、力強さ、
闘争心、野心、自信、

火のキーワードを使う際の考え方として…

ワンド10でいう
「闘争心、上昇志向、力強さ」
とは一体どういうことか?

というように、
物語と掛け合わせて
イメージしていきましょう。

『ワンドの10×上昇志向』
○今に甘んじない
○昨日より今日1mmでも進む
○自分をライバルと位置付ける

※他者をライバルと読まないのは、
「ワンド10=自分との戦い」だからです。

『ワンドの10×力強さ』
○どんな困難にもめげない
○責任感を持って取り組む
○何事にも全力投球する

※精神的な力強さとしたのは、
ワンド10は物理的な重さよりも
「精神的な重圧」の方が強いからです。

『ワンドの10×闘争心』
○自分に絶対負けないと誓う
○根性を出して事にあたる
○最後まで気を抜かない

※ワンド10の人物が戦ってるのは、
他者ではなく「自分自身」となります。

『ワンドの10×野心』
○大きな夢を描き追う
○力量以上のビジョンを描く
○色々な事に挑戦していく

※エースからの旅で彼は、
大きなビジョンを描き続けてきました。

『ワンドの10×自信』
○自分の持つ能力を信じる
○ここまで来れた自分を誇る
○経験を積んだ自分を信じる

※エースからここまで、
様々な苦難を越えてきました。
それらは全て自信に変わっていきます。

このように
『ワンド10×火のキーワード』
両者を合わせることで、
元々のワンド10の読み方と
一風変わった読み方が出来るのですね。

次のページでは、
ワンド10を上手に読むポイント
○「アドバイス」に出た場合
○「注意喚起」に出た場合
○「相手の状況」に出た場合
○「最終結果」に出た場合
こちらをご紹介致します。

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