皆様こんにちは
『本気のタロット講座』へようこそ。
タロットの逆位置って何だか難しいですよね…。
「逆位置の読み方ってどうするのが1番良いの?」
「正位置と逆位置となると意味が多すぎてお手上げなのですが…」
タロットを勉強していて、
このように頭を悩ます方は多いようです。
意味を覚えるとしたなら
タロットは78枚ありますので、
逆位置を1単語づつ覚えようとしても
「+78単語」覚えなければなりません。
それはしんどいですよね。
本記事では、
タロットの逆位置の読み方で
意味を覚えず上手く読める方法は無いか?
そのようなお悩みを抱える方へ向けて
『逆位置の攻略法』
というテーマでお話したいと思います。
本記事の内容を理解していただくことで、
逆位置の読み方のコツを掴めます。
リーディングに幅が広がり、
尚且つドローカードに惑わされることも無くなります。
タロット占い『逆位置の読み方と解釈のポイント』を解説します
筆者が推奨いたしますのは、
『ポジティブカードの逆=ネガティブ読み』
『ネガティブカードの逆=ポジティブ読み』だけで読まない事です。
タロットの逆位置は『対義語』だけで読まないでください。
『対義語』と言いますのは、
良い ⇔ 悪い
安全 ⇔ 危険
固い ⇔ 柔らかい
つまらない ⇔ 面白い
というような、
その持つ意味が反対の関係にある言葉です。
※対義語だけで読むと、
矛盾したカードが出た時、
頭を抱える原因となってしまいます。
逆位置は偏り(かたより)
本気のタロット講座では、
逆位置は「偏り(かたより)」と定義いたします。
「偏り」として読むと、
リーディングに幅を持たせることが出来ますし、
矛盾したカードが出た時にもスムーズにリーディングが出来ます。
ここで
「偏り」について
私達が知っている日常のものを例に挙げてみます
例えば…
『スパゲティ』という麺の固さに対して、
・硬すぎて美味しくないパスタか?
・茹ですぎて伸びすぎたパスタか?
パスタでいう「偏り」はそのどちらかで、
「丁度良い硬さではない」という考え方です。
例えば…
『飲料水』の温度に対して、
・冷たすぎて頭が痛くなるほどの氷水か?
・沸かしたての熱湯か?
飲料水でいう「偏り」はそのどちらかで、
「飲み頃ではない」という考え方です。
このように「±0」という数値を
『マイナス100』か『プラス100』か…
そのどちらかの数値へ偏らせるという考え方です。
タロットの逆位置も
そういった『偏り』という考え方をしていくと
対義語という「一方通行の読み方」にはなりません。
皇帝のカードで逆位置を考える
それでは
「皇帝」のカードを例にして逆位置を考えてみましょう。
※ウエイトスミス版タロットカードをお持ちの方は
是非、ご自分のカードを手元に置いてご覧くださいませ。
最初に
皇帝のカードのキーワードを調べてみます。
・支配する・安定している・成功する・成し遂げる・偉い・行動力・決断力がある・責任を持つ…etc
と書かれていました。
この言葉を『対義語』で読みますと…
・支配出来ない・安定してない・成功しない・成し遂げられない
・権威が無い・行動力が無い・決断できない・責任感が無い…etc
というような否定的な感じになりました。
それでは次に皇帝のリバースを見てみます。
正位置の対義語で読んだときは、
・支配する⇒支配できない
・安定している⇒安定しない
・行動力⇒行動力がない
という単なる「反対の言葉」でした。
これを『偏り』として考える際、
先程のパスタや飲料水の例を思い出してみてください。
すると皇帝の逆位置を
このように読むことが出来ます。
『支配する偏りは?』
意見出来ない組織の新入りor 支配しすぎるワンマン社長。
『安定しているの偏りは?』
さすらいのギャンブラー or 一切揺るがない超大企業の社長の座。
『行動力の偏りは?』
一切自分からは動かない or 一切休まない働きアリ。
『決断力があるの偏りは?』
自分では何も決められない or 決意したら大統領でも動かせない。
『責任を持つの偏りは?』
責任?何それ美味しいの? or 任せろ全部私が何とかしてやる!!
この「○○ or ○○」は全て皇帝の逆位置です。
言葉のニュアンスはタロットリーダーに任されますが、
タロットカードの元のキーワードを
『マイナス100』か『プラス100』に偏らせるというものが
本記事での考え方です。
タロット占い『逆位置の読み方と解釈のポイント』まとめ
タロットの逆位置(リバース)
というのは『対義語』だけで読むのではなく、
カード全体の印象を考えて
プラスかマイナスに偏らせて読むと、
とても臨機応変に逆位置を読むことが出来ます。
この考え方を取り入れていけば、
確実に逆位置を読むのが楽になります。
逆位置をプラスかマイナスのどちらに偏らせるか?
という判断は、
ドローしたカードの全体の雰囲気で判断します。
例えば複数枚ドローして、
カード全体から明るい印象を受けたら
ポジティブな偏りとして逆位置を読んだり、
その全体のカードから
暗い印象を受けたらネガティブな偏りとして読んだり…
という判断ができます。
以下は本記事の続編で、
スプレッド内に逆位置が出た際、
『どちらに偏らせるか?』
その考え方を具体例と共にお伝えしております。
併せて読んで戴ければ嬉しいです。
本記事でお伝えした
逆位置の読み方を会得すれば、
矛盾したカードがドローされた時も、
スムーズにリーディングをしていくことが出来ますよ。
本記事が
皆様の逆位置リーディングの
お役に立てれば嬉しいです。
それでは、
本日も最後までお読み戴き、
誠に有難うございました。
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