皆様こんにちは
『本気のタロット講座』へようこそ。
今回の記事は
『小アルカナのスート攻略法』
としてお送り致します。
小アルカナって
難しそうという印象があると思います。
例えば、
『4つのスート』があって
『それぞれに属性』がついていて、
この時点で難しそうですよね。
しかも
「属性」「エレメント」
そうやって言われてしまうと、
スートを覚えるのに、
火のエレメントは〇〇
火のエレメントは〇〇…
というような感じで
暗記ムードが再来してしまいます。
そうなるとまた、
タロットの意味を暗記するのと
同じパターンになってしまいますよね。
そこで本記事では、
小アルカナのスートを
『イメージで覚える方法』
ここに焦点を絞ってお送り致します。
イメージで覚えることで、
「スートの意味を忘れた(汗)」
ということが無くなりますし、
今後小アルカナを読んでいく際、
○本記事スートのイメージ
○小アルカナ数札の絵柄のシーン
この2つを足し算することで…
小アルカナの意味も覚えず
リーディングが出来るようになります。
ですので
是非、参考にして戴ければ嬉しいです。
小アルカナのスートとは?
![タロット『エースカード』](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/06/★エースカード.jpg)
タロット小アルカナには
『ワンド、カップ、ソード、ペンタクル』
この4つのシンボルが描かれています。
それらがスートと呼ばれ、
以下の属性が付けられています。
ワンド:火の属性(棒)
カップ:水の属性(杯)
ソード:風の属性(剣)
ペンタクル:地の属性(金貨)
そして更に各スートには
以下のような意味付けがされています。
スートに基づく意味
![タロット『エースカード』](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/06/★エースカード.jpg)
このように
小アルカナカードには、
『4つのスート属性』と
『スートに基づく意味』があります。
小アルカナ『スート攻略法』効率的な覚え方を解説
![アドバイス](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2023/01/アドバイス.jpg)
前項目では、
『ワンド、カップ、ソード、ペンタクル』
4スートの概要について簡単に説明しました。
比重の大小はありますが、
小アルカナ56枚には全て
スートの意味するものが入っています。
そして各スートは以下のように…
火、棒ってどんなもの?
水、聖杯ってどんなもの?
風、剣ってどんなもの?
地、金貨ってどんなもの?
というように2つに分解して
イメージすることもできます。
そのイメージを
各スートの基盤として使うのですね。
各イメージは面白いことに
『スートに基づく元の意味』
とリンクしますので、
自然な形でスートを覚えられますよ。
それでは早速、
小アルカナスートの攻略法…
『スートイメージ』の解説をしていきますね。
小アルカナ「ワンド」を覚えよう
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/wand-is-fire.png)
ワンドは
2つに分解して考えることができます。
『火の性質』&『棒の性質』です。
その際、
以下のように考えます。
○火はどんなイメージだろう?
○木の棒はどんな時に使うか?
イメージで大切なのが…
「火」というのは、
「炎」のことだけでなく、
『精神状態の比喩表現もある』
という部分です。
そういった部分を加味して、
色々な視点から
イメージしてみてください。
そして出てきた答えが
リーディングキーワードとなります。
では実際にイメージしてみましょう。
ワンドを『火のイメージ』で覚える
![火の元素](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/火.jpg)
小アルカナ「ワンド」は、
『火の属性』であるとお伝えしました。
ここでは
『火のイメージ』を膨らませて
ワンドのスートを攻略していきます。
思いつくままに、
『火をイメージ』してみてください。
「火」をイメージしてみましょう
![火の元素](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/火.jpg)
①火はシンプルに『熱い』です。
火は燃え上がって広がります。
②火は『創造の力』です。
火は料理を作ったり、
鉄を加工するのにも欠かせません。
ですので『創造の源』というように
イメージすることが出来ます。
③火は『精神の比喩』です。
人の精神的な観点から言えば…
『情熱的である』『怒りに燃える』
『意志の強さ』『自分への自信』
という比喩表現もありますね。
非常にエネルギッシュな精神です。
④火は『暗闇を照らし』ます。
「松明(たいまつ)」「蝋燭の火」
と考えると分かりやすいですね。
⑤火は『光』です。
この世が「光」から始まったように、
火は起源、物事の起こり、
そして光でもあります。
即ち火は『スタート』です。
⑥火は「男性的エネルギー」です。
行動力があり上昇志向です。
力強く情熱的で、冒険心もあります。
野心があり、自尊心も強いです。
上記の解説を基に
「火は…〇〇である」という感じで
以下でキーワードを取ってみましょう。
火のイメージキーワード
![火の元素](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/火.jpg)
熱い、燃える、燃え広がる、
創造力である、創造の源である、
情熱である、怒りである、
意志である、自信である、
総じてエネルギッシュである、
暗闇を照らすものである、
明るい、光である、起源である、
物事の起こり(スタート)である、
男性的エネルギーである、
行動力がある、上昇志向である、
力強く情熱的である、冒険心がある、
野心がある、自尊心が強い、
上記キーワードが
『火のイメージ』であり、
ワンドを読むヒントとして使えます。
まだ沢山ありますので、
火のイメージを湧かせてみてください。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ワンドエースのコピー.jpg)
(火は…)創造の源である、
のようにイメージを湧かせて、
「〜である」という部分を取ればキーワードになりますよ。
ワンドを『木の棒イメージ』で覚える
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/wands.jpeg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/wands.jpeg)
では次に同じ要領で
『棒のイメージ』を膨らませて、
ワンドスートを攻略していきましょう。
「木の棒」って何に使うと思いますか?
これを思いつくままに、
イメージしてみてください。
ちなみに、
『wands=(火、棒)』というように
相互に関係し合っていますので、
「棒」は「火の要素」も含んでいます。
「木の棒」をイメージしてみよう
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/wands.jpeg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/wands.jpeg)
①木の棒は『武器』になります。
身を護る武器としたり、
敵と戦う武器とすることができます。
②木の棒は『支え』になります。
自身を支える杖になりますし、
家の支え(柱)になりますね。
③木の棒は『道具』として使えます。
建物を造る際の材料や
扉の鍵や防護壁にも使えますね。
④木の棒は『燃やす材料』に使えます。
薪などは木の棒ですよね。
火を大きくするにも木は欠かせません。
火の燃料とも言い換えられますね。
上記の解説を基に
「棒は…〇〇である」という感じで
イメージキーワードを取ってみましょう。
棒のイメージキーワード
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/wands.jpeg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/wands.jpeg)
武器になる、身を護れる、
戦う道具、打つ、叩く道具、
支えになる道具、
鍵になる、防護壁になる、
燃やす材料(エネルギー)になる、
これらのキーワードは
「ワンド」を読む際のヒントになります。
これらを相談内容に合わせて
○何を支えるのか?
○何を護るのか?
○どんなエネルギーか?
と言うように
イメージ変換して読んでいきましょう。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ワンドエースのコピー.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ワンドエースのコピー.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ワンドエースのコピー.jpg)
「支えになる」という部分から
『相手、自分を支える』
という読み方も出来ますし…
『支え=モチベーション』など
視点を変えてみてください。
小アルカナ「カップ」を覚えよう
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/cup-is-water.png)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/cup-is-water.png)
カップも
2つに分解して考えることができます。
『水の性質』&『カップの性質』です。
その際に、
○水はどんなイメージだろう?
○カップはどんな時に使うか?
このように考えます。
「水」は無色透明ですが、
身を置く環境で変化します。
水滴が地面に落ちた時…
その後の挙動も参考になります。
上記ポイントを加味して、
色々な視点から
イメージしてみてください。
そして出てきた答えが
リーディングキーワードとなります。
では実際にイメージしてみましょう。
カップを『水のイメージ』で覚える
![水の元素](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/水.jpg)
![水の元素](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/水.jpg)
まずは
『水のイメージ』を膨らませてみましょう。
「水」には
どんな性質があると思いますか?
思いつくままに、
ご自身が水に成ったつもりで
『水をイメージ』してみてください。
「水」とは一体どんなものか?
![水の元素](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/水.jpg)
![水の元素](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/水.jpg)
①水は形が自由に変わります。
入れ物によっても変わりますし、
周辺の温度によっても変わります。
常温なら水ですし、
100度になれば「気体」になります。
0度になれば「氷」になります。
②透明な水にインクを垂らせば、
垂らしたインクの色に変わります。
③水は内面に染み込んでいきます。
例えば土に染み込んだり、
岩に染み込んだりしていきますよね。
内面に染み込むのが「水」です。
④水は柔らかいと言われていますが、
岩をも穿つ力を持っていますし、
水面に高速で叩きつけるなら、
水面はコンクリートと同じ強度です。
⑤水は「命」でもあります。
人間の体の約60%は
「水分」だと言われていますし、
命は海から生まれたとも云われます。
そのように考えると、
水は「生命」とも考えられますよね。
⑥「水」というのは
高い場所から低い場所へと
「流れる」「流される」
という受動的な性質もあります。
上記の解説を基に
「水は…〇〇である」という感じで
イメージキーワードを取ってみましょう。
水のイメージキーワード
![水の元素](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/水.jpg)
![水の元素](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/水.jpg)
変幻自在である、柔軟性がある、
環境に合わせ自分を変えられる、
様々な色に染まれる、
対象の内面に染み込める、
柔らかく見えて強い
命を育む、命の源である、
流れていく、流されていく、
カップのスートの
「感情、愛情、心、共感、受容」
というのと掛け合わせて考えると、
『自分や相手の心の状態』
として読み幅が広がりますよ。
是非、
水のイメージキーワードも
沢山湧かせてみてください。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/カップA吹き出し.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/カップA吹き出し.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/カップA吹き出し.jpg)
「環境に合わせ自分を変える」
とするなら、
自分を取り巻く状況によって心も変わる。
そう読むことも出来ますね。
カップを『聖杯のイメージ』で覚える
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/cup-seihai.avif)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/cup-seihai.avif)
次はカップのスートを
『聖杯のイメージ』で覚えるのですが、
正直「聖杯」では
イメージ湧きませんので…
もっと砕けたイメージで
『CUP=コップ』
『CUP=グラス』とかで大丈夫です。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/cup-glass.jpeg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/cup-glass.jpeg)
コップやグラスとするなら、
飲み物を飲む際に使うものですよね。
そして
カップのスートで一番伝えたいこと。
『他者との心の共有』にも
グラスは使われるという点です。
「乾杯」ってありますよね。
楽しさ、幸せ、嬉しさを
他者と分かち合う、他者と共有するアクションです。
ここから「CUP」には…
『心と心の共有』という性質があります。
上記の解説を基に
「コップは…〇〇である」という感じで
イメージキーワードを取ってみましょう。
グラスのイメージキーワード
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/tarot-cup-kanpai.avif)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/tarot-cup-kanpai.avif)
他者との共有、他者との交流、
他者と分かち合う、心と心の共有、
これらのキーワードは
「カップ」を読む際のヒントになります。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/カップA吹き出し.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/カップA吹き出し.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/カップA吹き出し.jpg)
イメージの幅が狭まるので、
『他者との共感・共有・交流にカップが使える』と覚えておくと覚えやすいですよ。
小アルカナ「ソード」を覚えよう
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/sword-is-wind.png)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/sword-is-wind.png)
ソードも
2つに分解して考えるなら
『風の性質』&『剣の性質』です。
ここまでと同じく
○風はどんなイメージだろう?
○剣はどんな時に使うか?
このように考えます。
「風」を単体で考えると、
イメージが湧きづらいので、
元々のソードスートの意味
知識、情報、論理、知性、公正、
これらと合わせて連想すると
イメージの幅が広がりますよ。
では実際にイメージしてみましょう。
ソードを『風のイメージ』で覚える
![風のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/風.jpg)
![風のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/風.jpg)
ソードを覚えるために、
『風のイメージ』を膨らませてみましょう。
「風」には
どんな性質があると思いますか?
思いつくままに、
『風ってどんなイメージか?』
というように考えてみましょう。
風にはどんな性質があるか?
![風のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/風.jpg)
![風のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/風.jpg)
①風には色々な強さがありますが…
「速い」という性質があります。
強い風も、優しい風も、
さっと吹き抜けていきますので、
4スートの中で
『一番速い性質』を持っています。
②「風の便り、風の噂」という言葉…
これらも風の性質の一つです。
便りや噂というのは「情報」ですよね。
ソードのスートの元々の意味に
『知識、情報』というのがあります。
この部分から連想を広げると、
風には『情報』という要素もあります。
③『風=情報』という観点から、
「知的」「頭の回転が速い」「賢い」
というように連想も発展します。
④風は季節を運んできます。
風は季節が移り変わる時、
特有の香りで知らせてくれます。
「春夏秋冬」違った風も吹き…
『変化、流動、移り気』
というようにもイメージできます。
上記「風のイメージ」を基に
キーワードを取ってみましょう。
風のイメージキーワード
![風のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/風.jpg)
![風のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/風.jpg)
颯爽と駆け抜ける、
スピード感を大切にする、
情報のスピード、情報量の多さ、
情報を運んでくる、
便りを届ける、噂を吹かす、
知的さ、思考力、賢さ、
変化、流動、移り気、
上記キーワードが
『風のイメージ』であり、
ソードを読むヒントとして使えます。
このように
「風のイメージ」から
様々な読み方が出来ます。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ソードエースのコピー2.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ソードエースのコピー2.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ソードエースのコピー2.jpg)
ソードスート元々の意味である
『知識、情報、論理、知性』
という部分に合流しますね。
ソードを『剣のイメージ』で覚える
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ソード=剣.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ソード=剣.jpg)
ソードは
その名の通り『剣』です。
ここで
○剣は何のために作られたか?
○剣はどんな時に使うのか?
それを考えると
イメージを膨らませやすくなります。
①剣は戦うために作られた武器です。
剣は勝つため、護るため、
力を誇示するためにも用いられますね。
②戦いに赴くには「覚悟」も必要です。
そして戦いに勝つためには、
戦況、敵の戦力、自分の力量
多くを知る必要があります。
即ち「分析能力」が必要です。
③戦いにおいては、
感情は捨てなければなりません。
情を持った瞬間、
足元を取られ負けてしまいます。
④戦いにおいて大切なのは、
100%の闘志に加え
「冷静沈着」で、
「頭の中は氷のようにクール」
その状態でなければなりません。
⑤剣には刃がついていますので、
「切る、分ける」と言った
物理的な用途があります。
⑥「剣=分ける」と考えるなら…
善と悪に分ける、
マルとバツに分ける、
白黒をはっきりさせる、
勝者と敗者に分かれる、
「0か100か」で考える、
などの『概念的なもの』もあります。
大アルカナの正義などは、
概念的な「分ける」で読めますね。
⑤西洋の剣は「両刃」です。
使い方を誤ると、
自身も傷つけることになります。
上記「剣のイメージ」から
キーワードを出してみましょう。
剣のイメージキーワード
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ソード=剣.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ソード=剣.jpg)
闘争心、勝利、身を護る、
力を誇示する、覚悟、
相手を知る、自分を知る、
分析能力、感情を捨てる、
冷静沈着、クール、
切り分ける、分断する、
取り扱いに注意する、
ここでイメージした
剣のイメージキーワードは
ソードを読む際のヒントになります。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ソードエースのコピー2.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ソードエースのコピー2.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ソードエースのコピー2.jpg)
○何から身を護るのか?
○どんな覚悟を持つのか?
○何を知るのか?
カード毎に読み分けましょう。
小アルカナ「ペンタクル」を覚えよう
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/Pentacle-is-ground.png)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/Pentacle-is-ground.png)
ペンタクルは『地の元素』です。
これも2つに…
『地の性質、お金の性質』
というように分けてイメージ出来ます。
地とは地面だけではなく、
お金は物を買うだけではないです。
地の性質、お金の性質を
広い視点でイメージしていきましょう。
「ペンタクル」は4スートの中で
特に読みづらい部類だと思いますが、
『地の性質、金貨の性質』
これをイメージ出来れば
覚えやすくなり、読みやすくなります。
では実際にイメージしてみましょう。
ペンタクル『地のイメージ』で覚える
![地のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/大地.jpg)
![地のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/大地.jpg)
ペンタクルを覚えるために、
『地のイメージ』を膨らませてみましょう。
先程お伝えしたイメージの盲点…
『地とは地面だけではない』
という部分を大切に考えてみましょう。
広い視点で「地」をイメージする
![地のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/大地.jpg)
![地のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/大地.jpg)
①田んぼ、畑、山、岩、石、道、
これらも「地」です。
地には草木が生え、
田んぼや畑では作物を育てるので、
「育む、育てる」とイメージできます。
②岩、石、鉱物も
「大地」と考えるなら、
ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、
これらも「地」になります。
非常に『硬い、固い、堅い』です。
③物質的硬さもあれば
『精神的な固さ』もあります。
意思の固さ、意志の強さ、
自分をきちんと持っている、
自分軸の確立、頑固さ、
というようにも連想できます。
④大地は「重たい」ですよね。
「動かざること山の如し」
という言葉もあります。
動かずどっしりしているのですね。
そこに『安心』や『信頼』があります。
『動きが遅い、動かない、進展しない』
というようにもイメージ出来ます。
上記のお話を基に
『地とは…』に繋げるように
キーワードを取ってみましょう。
地のイメージキーワード
![地のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/大地.jpg)
![地のエレメント](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/大地.jpg)
安定してる、安全である、
安心感がある、信頼できる、
育んでいる、育てている、
硬い、固い、堅い、
意思の固さがある、
意志の強さがある、
自分をきちんと持っている、
自分軸を確立している、
頑固さがある、
動じない、動かない、進展しない、
このように
「地のイメージ」から
様々な読み方が出来ます。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクルA吹き出し.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクルA吹き出し.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクルA吹き出し.jpg)
非常に堅実なイメージがあり、
これらのキーワードは
ペンタクルを読む際の基盤として使えますよ。
ペンタクル『お金イメージ』で覚える
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクル=金貨.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクル=金貨.jpg)
ペンタクルは「金貨」でもあります。
しかし聖杯同様…
「金貨」というと難しいので、
『お金、貨幣、お札』でも大丈夫です。
○お金とは何か?
○お金は何を買うものか?
○お金があるとどうか?
というように
様々な視点から考えてみましょう。
広い視点で「お金」をイメージする
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクル=金貨.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクル=金貨.jpg)
①お金は実際的な物品、
サービス、空間などを買えます。
しかし『愛』は買えません。
逆にお金を積むほど利益に偏り、
愛は遠ざかっていきます。
②お金は言い換えれば「物」ですよね。
お金というものがなかった時代は、
「物々交換」がされていました。
ですのでペンタクルは、
『物質的なスート』でもあります。
③お金は頼りになります。
備えておけば、
何かあった時に助けになります。
『お金=準備』とも言えますね。
④お金は「ルール」でもあります。
商品を購入するには、
お金を払うというルールがあります。
「ルール」という部分を言い換えて…
『規則、規定、きまり、規律、約束』
これらもペンタクルに適用できます。
⑤お金は現実的です。
夢や希望で生活は出来ませんが、
お金があれば衣食住が確保できます。
⑥お金は他者を助けることが出来る。
「援助、寄付、施し」が出来ますね。
そして「実際的な助け」というのなら、
『手を貸す、手伝う、協力する』
などもペンタクルとして読めます。
上記のお話から
キーワードを出してみましょう。
お金のイメージキーワード
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクル=金貨.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクル=金貨.jpg)
対価を払って手に入れる、
物と物との交換、流通、
頼りになる、準備をする、
備える、ルール、
規則、規定、きまり、
規律、約束する、約束を守る、
現実的、実際的、具体的
援助、寄付、施し、助けになる、
手を貸す、手伝う、協力する、
本項目でイメージした
『地の性質、金貨の性質』
これらのキーワードが
ペンタクルのスートには入っています。
このイメージを持っておくと、
とても読みやすくなりますよ。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクルA吹き出し.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクルA吹き出し.jpg)
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ペンタクルA吹き出し.jpg)
正式に、誠実に、ルールに則るスートでもあるのですね。
小アルカナの覚え方『スート攻略法』のまとめ
![タロット『エースカード』](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/06/★エースカード.jpg)
![タロット『エースカード』](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/06/★エースカード.jpg)
今回の記事は、
『小アルカナのスート攻略法』として、
意味を暗記するのではなく、
イメージで覚える方法をお伝えしました。
まとめとしまして…
①各スートは
ワンド=『火&棒』
カップ=『水&杯』
ソード=『風&剣』
ペンタクル=『地&金貨』
と2つに分解することが出来ました。
②そして分解したものを
○火、棒ってどんなもの?
○水、カップってどんなもの?
○風、剣ってどんなもの?
○地、金貨ってどんなもの?
そのイメージが基盤になります。
それらは小アルカナの
「エース、数札、コートカード」
比重は違いますが全てに入っています。
ですので、
数札やコートカードを読む際も
「スートのイメージ」を
絵柄のシーンと掛け合わせていけば、
リーディングもしやすくなりますよ。
そして
本記事でイメージしてきたものは、
『各属性に基づく意味』
と自然にリンクしていきますので、
スートを覚える際に
「属性?」「エレメント?」
といったように難しく考えずとも
スートを覚えることが出来るのですね。
今回の記事が
皆様の参考になれば嬉しいです。
それでは
本日も
最後までお読み戴き、
誠に有難う御座いました。
コメント