【ワンドの5】正位置/逆位置の意味と解釈-象徴や人物像を徹底解説

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ワンドの5で『人物像』を作ろう

ワンドの5『人物像』

タロットは
人物像を作ることで、
カードを覚えやすくなります。

ワンドの5には
5人描かれてますが、
全体で一人の人物像として作ります。

人物像を作る際は、
「ワンド5/正位置の意味」を使います。

ワンドの5には、
「ポジティブ、ネガティブ」
両方の意味が付けられていますので…

今回は趣向を変えて、
「ポジティブな人物像」
「ネガティブな人物像」
2パターンを作ってみたいと思います。

今回の狙いなのですが…
『どんな人物像なら
 リーディングに使いやすいか?』

というのを感じて戴きたいからです。

それでは、
以下で3つのステップに分けて
解説していきますね。

Step①:「ワンドの5」意味を調べる

まず始めに
「ワンドの5/正位置の意味」から
キーワードを列挙してみます。

【ワンド5/正位置の意味】
対立、衝突、不和、喧嘩、
口論、議論、意見の相違、
葛藤、勝負、競争、共闘、
ライバル、挑戦、敵対心、
向上心、切磋琢磨、仲間、
自分磨き、エネルギッシュ、
遊戯、試合、自己主張、

次のステップでは
上記意味の中から
「ワンド5のイメージに合う意味」
それを5個程ピックアップします。

Step②:イメージに合う意味を選ぶ

では先程の項目で挙げた
「ワンドの5」正位置の意味…

【ワンド5/正位置の意味】
対立、衝突、不和、喧嘩、
口論、議論、意見の相違、
葛藤、勝負、競争、共闘、
ライバル、挑戦、敵対心、
向上心、切磋琢磨、仲間、
自分磨き、エネルギッシュ、
遊戯、試合、自己主張、

上記から
「人物像を作りやすそうな意味」を
5個程ピックアップしていきましょう。

試しに筆者は…

【ポジティブ人物像Ver.】
競争心、ライバル、
敵対心、向上心、自分磨き、

【ネガティブ人物像Ver.】
敵対心、意見の相違、
口論、議論、不和、

これらを選んでみました。

次はこれらのキーワードを使って
ワンド5の人物像を2パターン作ります。

Step③:選んだ意味で人物像を作る

考える

先ほど選んだ
「ワンド5」の5つのキーワード

【ポジティブ人物像Ver.】
競争心、ライバル、
敵対心、向上心、自分磨き、

【ネガティブ人物像Ver.】
敵対心、意見の相違、
口論、議論、不和、

上記5つを使って
「ワンドの5」という人物は
〇〇な人間で、〇〇であって…

…のような形で
キーワードを散りばめながら文章を繋げて
「人物像」や「性格」をイメージします。

今回は
「ポジティブな人物像」
「ネガティブな人物像」
両方を作ってみたいと思います。

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ワンドの5『ポジティブな人物像』

【ポジティブキーワード】
競争心、ライバル、
敵対心、向上心、自分磨き、

ワンドの5という人物は…

タロット『ワンドの5』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

競争心の強い人間で
「自分以外は全てライバル
といった姿勢で
物事に向き合っている。
一見、敵対心にも見えるそれは、
彼の向上心の表れであって、
目に映るものは全て敵とか、
別にそういう姿勢なのではない。
ライバルがいるからこそ
自身を高みに持っていける…
彼は常にそのように考えている。
相手と競い合うことで、
自分を磨くという姿勢を大切にし、
昨日より今日、今日より明日と、
『常に自分をアップグレードする』
そんな気概を持ってる。
「自分以外は全てライバル」という
彼のその言葉の裏を返せば…
『本当のライバルは自分自身』
ということなのであろう。

彼は今日も高みを目指して、
好敵手と切磋琢磨し合っていく。

上記のような
人物像が出来上がりました。

ワンド5のテーマは
「競う、争う」というものですが、
それは「自分vs他者」だけではなく…

『自分と争う、自分と競う』
とイメージ変換することが出来ます。

視点を変えることによって、
行動や心持ちのアドバイス
物事に向き合う姿勢

などのリーディングにも使えますね。

次はいよいよ、
ワンド5のネガティブな意味を使って
『ネガティブ人物像』を作ってみましょう。

ワンドの5『ネガティブな人物像』

【ネガティブキーワード】
敵対心、意見の相違、
口論、議論、不和、

ワンド5という人物は…

タロット『ワンドの5』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

周囲に対して敵対心が強く、
自分と少しでも
考え方が違えば敵とみなす。
話をしていても、
意見の相違があれば
直ぐに噛みつき口論に発展させる。
運よく議論に発展できたところで…
他者の意見は一切受け付けず
自分の意見だけ通そうとするので、
対人関係は不和の連続。
彼の人生は一体…
どこへ向かおうとしているのだろう。

いかがでしょうか。

ネガティブキーワードを使って、
人物像を作りましたが…
正直、こんな人いたら嫌ですよね。

しかもこの人物像、
実際のリーディング場面では
正直、使いどころが分かりません(笑)

今回、ワンドの5で
「ネガティブ人物像」を作ったのは…

「ポジティブ人物像」に比べて
使い易さにどれくらい差が出るか?
というのを感じて戴きたかったのです。

ワンド5
リーディングに使うには、
ポジティブな人物像を作る方が
圧倒的に使いやすくなるよ。
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「ワンドの5」を数秘術『5』で読む

タロット『ワンドの5』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ワンドの5は
『5番のカード』です。

タロットは「数字」でも
リーディングすることが出来ます。

数秘術「5」の意味

「5」の数字は
『成長、好奇心、大胆さ、柔軟な思考』
などの意味を持っています。

自由や冒険を愛し、
何かを常に越えようと努力します。

進歩的で多様性があるのが「5」です。

常に成長し続けることを大切にし、
今までに経験したことない事柄でも、
積極的に挑戦する大切さを示唆します。

活動的で大胆な数字でもあるので、
チャンスだと思ったら
迷わず掴むことの大切さも示唆します。

ワンドの5をポジティブに見れば
「他者と競い合うこと」がテーマです。

それを
数秘術5の『成長』と合わせて
アドバイスとして読むのなら…

『自身の成長のために相手と競う』
『他者と競い、今の自分を越える』

というキーワードを取ることが出来ます。

相手を負かすことがメインではなく、
相手と切磋琢磨し自分を成長させる。

そのようなニュアンスで、
「ワンドの5」を読むことが出来ます。

ワンドの5を『火の要素』で読む方法

ワンドの5『人物像』

ワンドのスートには
『火の要素』が含まれています。

ワンドの5は
「戦い、争い、競う」カードですので、
火の要素としても読みやすくなりますね。

火をイメージしてキーワード化し、
「ワンドの5」と足して
リーディングに繋げてみましょう。

火のイメージキーワード

火の元素

情熱的、意志が強い、
自信がある、エネルギッシュ、
上昇志向、行動力、冒険心、

火のイメージキーワードと、

『他者と切磋琢磨して
 自分を成長させていく/ワンド5』

この二つを合わせて、
リーディングワードを取ってみましょう。

【自身を成長させる為に】
○何事にも情熱的に取り組む
○自分を貫く意志の強さを持つ
○現状に甘んじず上を目指す
○多くのことに果敢に挑戦する

このように
アドバイスキーワードにする事が出来ます。

以下の記事では、
『小アルカナスート攻略法』として
火のイメージについて解説しています。
是非、参考にして戴ければ嬉しいです。

あわせて読みたい
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ワンドの5を『棒の性質』で読む方法

タロット『ワンドの5』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ワンドは「木の棒」でもあります。

先程と同じ要領で
ワンド5の絵柄に合わせて
『棒の性質』のイメージキーワードを取り
ワンド5と併せて読むことができます。

『wands=(火、棒)』というように
相互に関係し合っていますので、
「棒」は「火の要素」も含んでいます。

棒のイメージキーワード

タロット小アルカナ「ワンド」

武器になる、身を護れる、
戦う道具、叩く、支えになる、
燃やす材料(モチベーション)

これらを
『ワンド5の絵柄』と『相談内容』
に合わせ以下のように考えます。

○武器とは何か?
○何からどう身を護るのか?
○誰の何を叩くのか?
○誰のどんな支えになるのか?
○何をモチベーションとするか?

以下は
そのリーディングイメージです。

○武器とは何か?
自分にしか出せない味、
自分だけの技(オリジナリティ)

○何からどう身を護るのか?
ライバルに対して
去勢を張って大きく見せる。

※「棒」は「火の要素」を含み、
『火=男性的エネルギー』

という部分からの連想です。

○誰の何を叩くのか?
自分を叱咤激励する、
相手を叱咤激励する、
※「叩く」は比喩表現として使用しました。

○誰のどんな支えになるのか?
相談者の物事に向き合う姿勢が、
相手の励み、支えになっている。
(人称を入れ替えて使えます)

○何をモチベーションとするか?
どんな小さなものでも
「成功、勝利、達成」
その一つ一つを噛み締め
モチベーションとして大切にする。

『棒の性質』と『ワンドの5』
この2つを合わせると、
上記のように読むことが出来ます。

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【ワンド5】正位置/逆位置の意味と解釈-象徴や人物像を徹底解説まとめ

タロット『ワンドの5』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

今回の記事は、
タロット小アルカナ
『ワンドの5』について
様々な視点から解説を致しました。

まとめとしまして、
小アルカナの物語において
「5」は若干ネガティブな示唆があります。

既存の問題は一旦解決したのだけど、
新たな問題が沸き起こってくる…

それが小アルカナ「5番」です。

これは「ワンド」に限らず、
カップ、ソード、ペンタクルも同じです。

そういった部分から
「ワンドの5」は
ネガティブ寄りなカードですが…

本記事でお伝えしたように
ポジティブに読むことも出来るのです。

逆に言えば、
『ワンド5はネガティブなカード』
というように思い込んでしまうと…

複数枚数を展開した際、
リーディングの矛盾が発生しやすくなります。

ですので
ポジティブな読み方も、
確実に持っておいた方が良いのです。

その為に大切なのが
『視点の変換、イメージの変換』でした。

例えば、
ワンド5のテーマ『争う』というのは、

言葉の定義としては
『相手に勝ろうとすること』ですので、

競合との対戦、
挑戦者に立ち向かう、
互いに切磋琢磨する、
自分との競争、自分を越える、
自身の記録を塗り替える、
少し高いゴールを設定する、

など…
「スポーツマンシップ」的な発想で、
ワンドの5を読むことが出来るのですね。

競争相手がいた方が、
やっぱり人は成長しますものね。

あとは通常通り、
ワンド5の『争う』というのを
ネガティブっぽく読む方法です。

例えば、
相手から挑戦されるという
「受動態」でも読めますし、

意見の相違、口論、
喧嘩、論争、言い争い…etc.

それらによって
自分と相手は違うと感じ、
関係が拗れる暗示としても読めます。

※単純に拗れる程度で、
修復不能な破局ではありません。
(数札なので弱い読み方になります)

言い争い、口論に巻き込まれる
という受動的な読み方でも大丈夫です。

本来タロットには、
「吉凶の概念」がありません。

ですので、
小アルカナ「5番」のカードも、
ネガティブだけに考えなくて良いのです。

『ポジティブ読み』『ネガティブ読み』
両方の読み方を持っておくと、
読み幅が広がるのと同時に
複数枚数スプレッドでの
リーディング矛盾も回避できるのですね。

今回の記事が
皆様の参考になれば嬉しいです。

それでは、
本日も
最後までお読み戴き、
誠に有難う御座いました。

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