【ワンドの6】正位置/逆位置の意味-人物像&アドバイス方法の解説

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目次

ワンドの6で『人物像』を作ろう

ワンドの6「人物像」

タロットは
物語のキャラクターのように
人物像を作ることで
カードを覚えやすくなります。

人物像作りのコツとしまして、
「カードの元の意味」を使っていきます。

そうすることによって
『元の世界観を壊すことなく』
ワンド6の人物像を作っていけます。

以下で3つのステップに分けて
説明していきますね。

本章で作る人物像は、
相談者やお相手自身の
『気づいていない性格や性質』

などのポジションでも使えますよ。

人物像作りのポイント

アドバイス

人物像作りのポイントとしまして…
正位置の意味から選んだキーワードで
始めに人物像を箇条書きにしてみましょう。

【ワンド6/正位置の意味】
栄光、栄誉、達成、成就、
評価を得る、認められる
主導権を握る、才能の発揮、
前進、勝利、獲得、成功、進歩、
自尊心、自己表現、前向きな姿勢、
偉ぶる、油断、去勢を張る、
ハリボテ、イミテーション、

ワンド6/人物像を箇条書きに

○自尊心の持ち方を知っている、
○些細な成功も大切にしていく、
○常に前向きな姿勢を持っている、
○自己表現を大切にする、
○認められる才能を持っている、
○ハリボテとは「見掛けだけ」ということも知っている。

上記のように
箇条書きにした文章に
付け足していく形で作ることで、
人物像を作りやすくなっていきます。

Step①:「ワンドの6」意味を調べる

では始めに戻って、
『ワンド6/正位置の意味』から
キーワードを列挙してみます。

【ワンド6/正位置の意味】
栄光、栄誉、達成、成就、
評価を得る、認められる、
主導権を握る、才能の発揮、
前進、勝利、獲得、成功、進歩、
自尊心、自己表現、前向きな姿勢、
偉ぶる、油断、去勢を張る、
ハリボテ、イミテーション、

次のステップでは、
上記の中から
『ワンド6のイメージに合う意味』
それを幾つかピックアップします。

Step②:イメージに合う意味を選ぶ

では先ほどの項目で挙げた
「ワンドの6」正位置の意味

【ワンド6/正位置の意味】
前進、勝利、獲得、成功、進歩、
栄光、栄誉、達成、成就、
自尊心、自己表現、前向きな姿勢、
評価を得る、認められる、
主導権を握る、才能の発揮、
偉ぶる、油断、去勢を張る、
ハリボテ、イミテーション、

上記から
ご自身の中でしっくりくる
『ワンド6に合う意味』を、
幾つかピックアップしてください。

インスピレーションは
人によって違いますので、
どれを選んでも大丈夫です。

試しに筆者は…
ハリボテ、前向きな姿勢、成功、自尊心、
この4つを選んでみました。

次はこのキーワードを繋げて、
『ワンド6の人物像』を作っていきます。

Step③:選んだ意味で人物像を作る

考える

先程選んだ
「ワンド6」のキーワード

ハリボテ、前向きな姿勢、成功、自尊心、

上記5つを使って
「ワンド6」は〇〇で、〇〇で…

というように
キーワードを散りばめながら文章を繋げて
「人物像」や「性格」をイメージします。

「ワンドの6」という人物は…

タロット『ワンドの6』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

偽物の馬(ハリボテの馬)
に乗っているが…
『外見は内面に影響する』
ということも知っており、
先に外面を装うことで
自身の内面を奮い立たせている。

そして物事に対して
前向きな姿勢を持っており、
それは「何とかなる」という様な
楽観的なものではなく…
「やればできる」という様な
自分への強い信頼からきている。

その中で彼は、
どんな些細な成功であっても
自分を鼓舞する材料にしており、
その成功体験の積み重ねも
彼の自信を育んでいる。

最後にワンド6の人物は…
自分という存在を大切にしている。
常に自分の行動や言動に
責任を持って振る舞っている。
それを積み重ねてきたからこそ、
「真の自尊心」が彼にはあるのだ。

上記のような
人物像が出来上がりました。

ワンドの6は、
見掛け倒しのイメージがありますが、
見えない部分で努力をしていて、
「実は強い芯を持っている」
という読み方が出来ます。

だからこそ
ワンドの物語において、
『立場を追われても再起を賭ける気概』
(※ワンド7以降の物語)
を持っているのですね。

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ワンドの6を『数秘術6』で読む

タロット『ワンドの6』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

数秘術「6」の意味とは

数秘術での「6」は、
愛情や責任感、
人と人との調和がテーマの数字になります。

博愛主義の持ち主で、
誰に対しても平等に接します。

誠実に人や物事と向き合うので、
周囲からの信頼も厚いです。

コミュニケーションを大切にし、
向き合う相手を理解しようと努めます。

忍耐力があり親分肌の持ち主、
博愛主義という部分から、
優しさ、愛情など
心で向き合うタイプのリーダーです。

しかし時に頑固になったり、
我慢しすぎて感情が爆発してしまう
というのも「6」にはあるようです。

数秘術「6」のキーワード

【ポジティブキーワード】
調和、バランス、スマートさ、
調停役、信頼、思いやり溢れる、
家族を大事にする、誠実、丁寧、
粘り強い、義理堅い、礼儀正しい、

【ネガティブキーワード】
おせっかい、頑固、

頼まれると断れない、
所有欲が強い、尽くし過ぎる、
慎重さからくる不安や心配性、

『ワンド6×数秘術6』合わせて考える

『数秘術6』は、
「ワンド6」の絵柄イメージと
一見かけ離れているように感じますよね。

○勝利は収めたが一時的なもの
○ハリボテの馬に跨り
○周囲も納得してなさそう
○リーダーの行く末は!?

しかし、
この物語と「数秘術6」を合わせるなら…

数秘術「6」の
ポジティブな状況、状態こそ、
皆を率いる為の大切な要素である。

というように読むことが出来ます。

ワンド6は、
一時的なものでも、
勝利を手に入れました。

しかしそれは、
自分一人の力ではなく、
皆の協力があってこそなのです。

だからこそ
○周囲に対する愛情、
○向き合う物事への責任感、
○人と人との調和を大切にすること。

周囲の仲間を大切にして、
皆で協力して前に進んでいく。

その大切さを
「ワンドの6」はメッセージしています。

ワンド6
愛情と責任感、
人との調和を大切にしよう。
『目標には皆で向かっている』
その心を持つことが大切だよ。
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ワンドの6を『火の属性』で読む方法

ワンドの6「人物像」

ワンドは『火の属性』を持っています。

ですので、
ワンド6の物語に合わせて
『火の属性』をプラスして読めるのです。

しかしここでは、
「属性」なんて難しく考えず
『火ってこんなイメージだよな』
という言葉を浮かべてみましょう。

そしてその「イメージ」を、
ワンド6と合わせて考えるという形です。

それでは行ってみましょう。

「火」イメージキーワード

火の元素

向上心、冒険心、闘争心、

ここで挙げた
火のイメージキーワードと、

『自信を持って進んでいく/ワンド6』

この二つを合わせて、
アドバイスに繋げてみましょう。

ワンドの6『火の属性でアドバイス』

タロット『ワンドの6』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

○向上心を持って取り組む
理想の自分を掲げ
そこへ向かって努力していく。
いきなり高い目標設定はせず、
目標までの道のりに段階を踏む。
段階を越えることがモチベになり、
積み重ねが自信に繋がる。

○冒険心を大切にする
やってみたいと思ったことを
未経験を理由に遠ざからず、
体験だけでもで経験してみる。
『一歩踏み出せる自分』
その積み重ねが自信に繋がる。

○競争(闘争)心を持つ。
勝敗は関係なく、
仕事でもなんでも
「勝手に誰かと競う気持ち」
それを持って物事に取り組む。
自身のレベル向上が早まり、
知らぬ間に自信に繋がっていく。

今回のアドバイステーマは
『自分に自信をつける為の方法』
として読んでみましたが…

仕事でも、恋愛でも、人間関係でも、
まずは『自信ありき』だと思うのです。

自分に自信がつけば、
何事も元気に立ち回れますよね。

「元気」「活気」には
人も運も惹きつけられてきます。

即ち未来を連れてくるのです。

非常に簡潔にお伝えしましたが、
そういった意味で
汎用性の高いアドバイスになります。

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ワンドの6を『棒の性質』で読む方法

タロット『ワンドの6』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

ワンドは火の属性だけでなく、
『棒の性質』も持ち合わせていますので、

先ほどの要領で「ワンドの6」に
棒の性質を足して読んでみましょう。

『wands=(火、棒)』というように
相互に関係し合っていますので、
「棒」は「火の要素」も含んでいます。

棒のイメージキーワード

タロット小アルカナ「ワンド」

叩き開拓する、
支える、燃やす燃料にする、
(理由、モチベーション)

上記キーワードと
「ワンド6」のイメージを重ねると、
どのような読み方ができると思いますか?

以下で例文をお伝え致します。

ワンドの6『棒の性質でアドバイス』

タロット『ワンドの6』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

○叩き開拓する
「成功したいな、やってみたいな」
考えるだけでは何も始まりません。
実際にその門を叩いて、
一歩踏み出すことが大切です。
『叩けよ、さらば開かれん』
これを行動の比喩として…
結果がどちらに転んでも、
『門を叩けた、踏み出せた』
それが自信となり次へ繋がります。

○支える
ワンド6のメッセージに
『チームを大切にする』というのがあります。
さらに数秘術「6」は周囲との調和を大切にできる数字です。
家族、友人、組織の人など
『身近な人を大切にする=支える』
それが巡って自分へ還ってくる…
そのように読むことが出来ます。

○燃やす燃料(モチベーション)
モチベーションを設定する際、
『自分が〇〇に成りたいから』
というように…
自分に軸があることが素敵です。
他者や環境に軸を求めると、
「相手の振る舞い、環境の変化」
それによって自分がブレますが、
動機、理由が自分に在れば、
モチベーションを維持し易いです。

以下の記事では、
『小アルカナスート攻略法』として
火や棒のイメージの仕方について
詳しく解説しています。
併せて読んで戴ければ嬉しいです。

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【ワンドの6】正位置/逆位置の意味-人物像&アドバイス方法の解説まとめ

タロット『ワンドの6』
©︎Copyright U.S.Games Systems,Inc.

今回は、
タロット小アルカナ
『ワンドの6』について
象徴やアドバイスの方法など
詳しく解説致しました。

ワンド6が持つ強いキーワードは
『勝利、栄光、自信』です。

ワンドの物語は
目標に対して情熱を注ぎ、
実際に行動を起こして、
この6番にきて勝利を掴みました。

ただ完全な勝利ではなく
「一時的な勝利」であり、
これからも戦いは待っています。

そしてワンド6で大切なのは、
『一人でここまで来たのではない』
ということです。

ここまでくるのには、
周囲の人たち、仲間、
あらゆる人のサポートがあったはず。

それは
具体的なサポートは勿論、
気遣い、配慮であったり、
応援してくれる気持ちであったり…

そういった見えない部分、
普段当たり前過ぎて気づかない部分、
それら全てのサポートを受けて…

今、この場にいるというのを
忘れないで欲しいのですね。

それをきちんと心に留め、
周囲に対して心を以って接すれば…

ワンドの物語は
次の「7番」に至って落馬をせず、
また未来も変わったかもしれません。

ワンド6のテーマは、
『勝利、栄光、自信』です。

しかし同時に、
『数秘術6』のメッセージもあります。

勝利を得て
自信に溢れていても、
周囲への感謝を忘れてはなりません。

○周囲に対する愛情、
○向き合う物事への責任感、
○人と人との調和を大切にすること。

勝利を手にしたら、
周囲の仲間に感謝と敬意を。

そしてまた皆で
協力して前に進んでいく。

「ワンドの6」は、
その大切さをメッセージしているのですね。

今回の記事が、
皆様の参考になれば嬉しいです。

それでは、
本日も
最後までお読み戴き、
誠に有り難う御座いました。

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