皆様こんにちは
『本気のタロット講座』へようこそ。
タロット占いには
「アドバイス」
という項目がありますよね。
このアドバイスに
ドローされるカード…
ポジティブでしたら
読みやすいですが、
ネガティブカードが出ると
途端に読みづらくなりますよね。
そこで今回は、
アドバイスカードの読み方に
困ってる方へ向けて…
『アドバイス解釈に躓く理由と対策』
『アドバイスを上手に読むコツ』
ここに焦点を絞ってお伝え致します。
きっと皆様の
タロットリーディングの
一助になると思いますので、
是非、
楽しんで戴ければ嬉しいです。
タロット占い『アドバイスカードの読み方』のコツを詳しく解説します
結論をお伝え致しますと、
アドバイスカードを読むのに大切なのは、
①タロットに的を絞った質問をすること
②自分の中の読み方を徹底すること
まずこの2つが大切です。
そこから
各キーワードの視点変換をしたりして
文章を組み立てていくのです。
上記を踏まえて
『アドバイスカードを上手に読む秘訣』
を詳しく解説していきますね。
本気のタロット講座のタロット解釈
本記事の最初に、
いつもお越しくださる皆様に
本気のタロット講座においての
『アドバイスカードの読み方・解釈』
をお伝え致します。
本ブログでは、
『タロットは自由な占術です』と、
今までお伝えしております。
したがって
ブログや書籍などを読んで
「どの解釈を取り入れるか?」
というのは、
タロットを学んでいる皆様に委ねられています。
ですので、
『自分にしっくりくる教え』
を取り入れて戴くこと前提でお伝えしますね。
カードは『それを伝えたい』から出てくる
アドバイスポジションにおける
他の教え、解釈の多くに…
アドバイスの項目で
ネガティブカードを引いたなら
「〇〇しないでください」
と読んで良いとされています。
ですが、
タロットの前提としまして…
どのポジションに、どのカードが出ても、
彼らは『そのメッセージ』を伝えたいから
そのポジションに出てきている…
ということを
筆者は皆様にお伝えしたいのです。
たとえアドバイスの項目に
「死神、塔、悪魔」などが出てきて、
『停止、破壊、執着』
というメッセージが浮かぶなら…
彼らは相談者さんへのアドバイスとして
『そのメッセージ』を伝えたいのです。
死神のメッセージが「停止」なら、
相談者さんへ伝えたいのは
『停止すること』であり、
塔のメッセージが「破壊」なら、
相談者さんへ伝えたいのは
『破壊すること』であり…
悪魔のメッセージが「執着」なら、
相談者さんへ伝えたいのは
『執着すること』なのです。
本気のタロット講座で
お伝えしたいのは…
どのポジションに
どのカードが出てきても、
彼らは「そのメッセージ」を伝えたい。
それ故に、
アドバイスカードを引いた際、
ネガティブ寄りのカードが出ても
アドバイスの言い回しは
『〇〇しましょう』となるのですね。
大切なことなので
何度もお伝えしてしまいますが、
タロットカード達は
『そのメッセージを伝えたくて』
その場に出てきているので、
「〇〇しないでください」
というのは
『メッセージを逆に伝えている』
ことになってしまうのです。
以下の青文字リンクから、
月のカードを例にした
『アドバイスにネガティブカードが出た時』
の解説に飛ぶことが出来ます。
併せて読んで戴ければ嬉しいです。
アドバイスカードが難しくなる理由と対策(その1)
理由①:何について読むのか定まってない
タロット占いで
アドバイスを読む際、
躓く原因の一つとしまして
『何について読むのか定まっていない』
ということが一つ挙げられます。
例えば、
『アドバイス』
という項目でカードを引いたのに
出たカードによって
問題の原因を読もうとしたり、
注意喚起として読もうとしたり…
ドローカードに翻弄されてしまうのも、
アドバイスの解釈を難しくさせる
ひとつの原因だったりします。
ですのでアドバイスを読む際も
『その問題に対して何を読むのか?』
それを読み手が
キチンと決めておかなければなりません。
アドバイスの項目でしたら、
『アドバイスに焦点を絞った質問』
をすることが大切なのですね。
対策①:決めた質問に忠実に読んでいく
アドバイスカードを
読みやすくするには…
『自分が決めた質問にブレずに読む』
ということが大切になってきます。
例えば
復縁の相談があったとしたなら
アドバイスの項目では、
「あなたがお相手と復縁するためには
どのような行動を取ればよいか?」
など…
『①的を絞った質問』をして、
『②それだけを読む』ことが大切なのです。
ちなみに上記の例は
「行動面へのアドバイス質問」
でしたが、
質問の文言は様々に変えられます。
EX.)アドバイスの質問例
(貴方はこの問題において…)
何を学ぶべきか?
何を体験すべきか?
何を目標にすべきか?
何をしてはいけないか?
どんな心持ちで挑むべきか?
同じ復縁の相談でも
上記のように文言を変えれば、
アドバイスの内容も変わります。
そして
上記アドバイス質問例の
4番目を見てください。
「何をしてはいけないか?」
というのがありますね。
筆者はここまで
『的を絞って質問してください』
とお伝えしてきました。
ということは、
上記質問例の4番目、
「何をしてはいけないか?」
というのも…
『一つの的を絞ったアドバイス質問』
になるのです。
ですので、
『相談者さんが
お相手と復縁するために
何をしてはいけないか?』
このように的を絞って初めて
『今回の復縁のアドバイスとしまして
相談者さんは〇〇をしないでください』
という言い回しが可能になるのです。
逆に言えば
ポジション項目で
『相談者さんは何をしてはいけないか?』
という質問をしなければ
「〇〇しないでください」
という言い回しにはならないのですね。
タロットは的を絞って質問し、
自分の決めた質問に対して
『ブレずに読むこと』で、
リーディングがしやすくなりますよ。
この考え方を
頭に入れて戴ければ
アドバイスを読む際、
どんなカードが出ても
翻弄されなくなるのです。
アドバイスカードが難しくなる理由と対策(その2)
理由②:自分のルールがブレてしまう
アドバイスを読む際に躓く理由の
二つ目としまして…
『自分のルールがブレてしまう』
というのもあります。
例えば
アドバイスのポジションで
ネガティブカードを引いた時、
「〇〇してください」じゃ変だよな…
と考えてしまいませんか?
多くの解釈では
アドバイスポジションに
ネガティブカードを引いた時は、
「〇〇しないでください」
と読んで良いと教えてくれていますね。
それと言いますのも、
実はタロット占いが
皆様が思っている以上に自由な占術だからです。
それこそ、
「講師の数だけ教えがある」
と言っても過言ではないでしょう。
それ故に
「どの教え、解釈を取り入れるべきか?」
その軸を決めかねてしまい…
その結果、
『読み方、自分のルールがぶれてしまう』
という事態が起こります。
そうなってしまうと、
タロットリーディングを
自分から難しくしてしまうのですよね。
対策②:自分が決めた読み方にブレない
先ほど、
タロットは自由な占術ゆえに
教えはひとつではない。
それ故に
どの解釈を取り入れたら良いか?
それを決めかねて
読み方にブレが生じてしまう。
とお伝えしました。
この部分で
筆者がお伝えしたいことは、
皆様には、
『ご自身にしっくりくる解釈』
それを取り入れて、
『ずっとそれを貫く』
ということをして戴きたいのです。
大切なことなので
もう一度お伝えしますが、
タロットは自由な占術ゆえに
解釈が一つではないのです。
ですので、
「この解釈が本物で、この解釈は偽物」
と言うのはないのです。
究極的な話…
占い師がタロットをスムーズに読めて、
相談内容にマッチした読み方ができ、
相談者さんの心を楽に出来る。
それができるのなら、
「どの解釈が正解なのか?」
と言うのは
そこまで重要なことではないのです。
この心を持って
タロットに向き合うことこそ、
『自分が決めた読み方にブレない』
ことに繋がります。
ですので筆者も
良いものは取り入れつつ、
基本的には自身の流儀にブレません。
ですので皆様が、
「これぞ」と言う教えを見つけ、
その方の流儀に集中することが、
『タロットのブレない読み方』
それを作ってくれます。
以下の青文字リンクで、
『自分に合った教えの見つけ方』
をお伝えしておりますので、
併せて読んで戴ければ嬉しいです。
『視点の変換』がアドバイスを上手に読むコツ
タロットリーディングで大切なのは、
『言葉の視点変換』です。
これができれば、
停止、破壊、悲しむ、執着…etc.
どんなキーワードでも
アドバイスに使うことができます。
EX.1)
例えば「XⅢ. 死神」のカードには
『終了』と言う意味が込められています。
ここで大切なのが
「終了=ネガティブ」
→アドバイス出来ない(汗)
と考えるのではなく…
なるほど!!
死神のカードは
相談者さんにアドバイスとして
「終了」というメッセージを伝えたいのか…
ということは…?
『相談者さんは何を終了させるべきか?』
というように視点を変えることです。
例えば、
自分を卑下することなのか?
ずっと行動を起こせない自分か?
過去を引きずって考え込む自分か?
思ったことをすぐ口に出す自分か?
それは相談内容や
相談者さんのお話の中から
『何を終了させるのか?』
というのが見えてきます。
アドバイスカードの項目に
「XⅢ. 死神(=終了)」
というようにドローされたなら…
それは
相談者さんの抱える問題を解決する為に、
死神のカードが
『〇〇を終了すべし』
と相談者さんに伝えているのです。
ですので、
「終了」というキーワードだから
アドバイス出来ないのではなく、
『何を終了するべきなのか?』
というように
視点を変えることが大切なのです。
視点変換リーディング例:『執着』
タロットの前提とは、
どのポジションに、どのカードが出ても、
彼らはそのメッセージを伝えるべく
そのポジションに出てきている。
…でしたね。
そして
アドバイスカードを読むには
『言葉の視点変換が大切です』
ともお伝えしました。
そうすることによって、
ネガティブなキーワードであっても
『〇〇してください』という
アドバイスに繋げられるからですね。
それを踏まえて本項目では、
一般的にネガティブとされる単語を使って
アドバイスを読んでみたいと思います。
例えば
「XⅤ. 悪魔」のカードには、
『執着』と言う意味がありますよね。
アドバイスポジションに
「XⅤ. 悪魔」のカードがドローされて、
『執着』という意味で読もうとした時は…
『相談者さんは執着してくださいね』
という言い回しになります。
では何故悪魔は、
『執着せよ』というメッセージを
相談者さんに伝えているでしょうか。
以下で視点変換した
筆者のアドバイス例を載せてみますね。
『執着してください』というアドバイス例文
悪魔のカードが出ています。
相談者さんに伝えたいメッセージは、
『今は執着してください』
ということだと受け取ります。
一般的に執着するというのは、
ネガティブな事だと思われがちですが…
「執着し尽くさないと手放せないもの」
というのもあるのです。
あなたが今、執着している物事、
例えばお相手への気持ちだったり、
忘れられない物事があったり、
自分が執着してる物事に対して
見ないフリをしたり、
無理に忘れようとすると、
その物事は自分の頭の中に
全力を出して居続けようとします。
だからこそ、
無理に執着を外そうとするのではなく、
『執着している自分を認め受け入れる』
と言うことが大切なんですよ。
自分自身に対して
大好きだもんね、大切だもんね、
手放すなんて出来ないよね、
今はそのまま想っていて良いよ、
だってそれが本当の気持ちだもの。
だからこの際、
自分が飽きるまで想ってて良いよ。
そうやって
お相手の事が大好きな自分、
執着している自分を認めた上で
自分の想いを許可してあげる、
自分の事を受け入れてあげる、
ということをしてください。
そうすることで
あなたの心は緩やかに癒されていきます。
少しずつでも心が癒されていけば、
他の物事に目をむける余裕が出てきます。
そうなれば自然な形で
心が軽くなっていくのですね。
だから今は無理に忘れようとせず、
執着している自分を認めて、
受け入れてあげてください…と、
悪魔のカードが伝えていますよ。
というように
読んでみました。
ポイントは、
「執着=ネガティブ」
→執着しないでください。
と読まないことです。
タロットは、
どのポジションに、どのカードが出ても、
彼らはそのメッセージを伝えたくて
そのポジションに出てきているからです。
この前提を大切にして
彼らのメッセージを
そのまま受け取り、伝えること。
その際に大切なのは、
『言葉をどんな視点に変換するか?』
なのですね。
そうすることで
出てきたカードに翻弄されることなく、
彼らが伝えたいことを
相談者さんに伝えてあげることが出来ます。
アドバイスカードの読み方のコツ:まとめ
本記事では、
タロットリーディングにおける
『アドバイスカードの読み方の秘訣』
をお伝え致しました。
まとめとしましては、
【①決めた質問に忠実に読む】
アドバイスを読む際に、
「何について読むのか?」
これが正確に定っていないと、
ドローカードによって
「原因や注意喚起」など、
別の事を読みたくなってしまいます。
そうなると本来何を読みたいのか?
読み手の混乱に繋がります。
だからこそ
アドバイス項目として
きちんと質問を設け
決めた質問に対してブレずに、
『アドバイスだけを読む』
ということが大切になります。
【②自分が決めた読み方にブレない】
タロットは自由な占術です。
それ故に多くの教え、解釈があります。
その中から
『自分にしっくりくる解釈』を取り入れ
『ずっとそれを貫く』
ということを大切にしてください。
究極的には…
占い師がスムーズに読めて、
相談内容にマッチした読み方ができ、
相談者さんの心を楽に出来る。
それができたら
「どの解釈が正解か問題」というのは
さほど重要なことではありません。
【③リーディングの言い回し】
タロットは前提として
どのポジションにどのカードが出ても、
『彼らはそのメッセージを伝えたい』
だからそこに出てきている…
という事をお伝えしました。
例えアドバイスカードに
「死神、塔、悪魔」などが出ても、
『彼らはそれを伝えたい』のです。
それ故アドバイスの言い回しは
『〇〇しましょう』になるのですね。
【④読む秘訣は言葉の視点変換】
アドバイスの項目で
暗いカードが出てきても、
言葉の視点変換をすることで
アドバイスに繋げることが可能です。
終了というキーワードなら、
『何を終了させるべきか?』
破壊という意味ならば、
『何を破壊するべきか?』
というように
メッセージはそのまま受け取り
視点変換して伝えることが大切です。
そうすることによって
『カードはそれを伝えたい』
というタロットの前提に沿って
読んでいくことが出来ます。
今回のお話は、
「アドバイスを読む際の秘訣」
としてお送り致しました。
今回の記事が
皆様の参考になれば嬉しいです。
それでは
本日も
最後までお読み戴き、
誠に有難う御座いました。
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