ワンドの2で『人物像』を作ろう
タロットは人物像を作ることで、
カードを覚えやすくなります。
ここでは、
『ワンドの2は〇〇のような性格』
『ワンドの2は〇〇のような人物』
という形式で作っていきます。
人物像を作る際は、
「ワンド2の元の意味」を使って作ります。
そうすることによって
『元の世界観を壊すことなく』
ワンド2の人物像を作っていけます。
以下で3つのステップに分けて
説明していきますね。
本章で作る人物像は、
相談者、又はお相手自身の
気づいていない性格や性質。
といったリーディングにも使えますよ。
Step①:「ワンドの2」意味を調べる
まず始めに
「ワンド2の正位置の意味」から
キーワードを列挙してみます。
次のステップで上記の中から
『ワンド2のイメージに合う意味』
それを5個程ピックアップします。
Step②:イメージに合う意味を選ぶ
では先程の項目で挙げた
「ワンドの2」基本的な意味…
上記から
「ワンド2に似合う意味」を
5個程ピックアップします。
どれを選んでも大丈夫です。
試しに筆者は…
理想、展望(ヴィジョン)
成功、前進、開拓、
この5つを選んでみました。
次はこのキーワードを使って
『ワンド2の人物像』を作ります。
Step③:選んだ意味で人物像を作る
先程選んだ
「ワンド2」の5つのキーワード
理想、展望(ヴィジョン)
成功、前進、開拓、
上記5つを使って
「ワンド2」は〇〇が好きで、〇〇で…
というように
キーワードを散りばめながら文章を繋げて
「人物像」や「性格」をイメージします。
「ワンドの2」という人物は…
常に高い理想を持っていて、
理想の未来像(ヴィジョン)を
いつも自分の中に描いている。
彼は成功するためには、
進み続けることが大切だと考え、
行く手を遮る壁があるならば、
例え経験のない分野であっても、
躊躇せず踏み込む開拓精神を持つ。
描いた夢を必ず果たすという心は、
きっと彼を目的地へと立たせるだろう。
筆者の中で
「ワンドの2」は、
このような人物、性格に成りました。
元々の意味を用いることで、
世界観を壊すことなく
人物像を作ることが出来ます。
ここで作った人物像は、
相談者さん自身も気づいていない性格
お相手が自分でも気づいていない性格
などのリーディングにも使えますよ。
「ワンドの2」を数秘術『2』で読む
ワンドの2は
『2番のカード』です。
タロットは
割り振られた数字で読むことも出来ます。
数秘術「2」の意味
数秘術では
「2」という数字は『1対1』
○自己と他者との関係性や協調性、
○自己と他者との共同作業全般、
○物事を感じ取る能力(感受性)、
というものを表しています。
ワンドの2では、
以下のように変換して使えます。
関係性:目的地と自分
協調性:場の状況に応じた柔軟さ
感受性:物事を感じ取る力
例えスキルがあったとしても、
場の状況に則していなければ
空回りするだけですよね。
置かれている状況や状態、
それらを見て、感じ取って、
きちんと判断し立ち回ることが大切です。
ワンドの2番は
『駆け出しのカード』ですから尚更です。
これが「数秘術2」での読み方です。
ワンドの2を『火の要素』で読む方法
ワンドのスートには、
『火の要素』が含まれていますので、
火の連想キーワードと、
「ワンド2」を足して読むことが出来ます。
火の連想キーワード
エネルギー、上昇志向、行動力、
冒険心、情熱、創造性、野心、
勢いがある、自信がある、
上記「火の連想キーワード」と、
『夢や目標を達成したい/ワンド2』
この2つを足すことで、
『アドバイス』を作ることが出来ます。
ちょっと
『成功の為の○箇条』
みたいな文言になりましたが(笑)
このように
アドバイスキーワードとする事が出来ます。
以下の記事では、
『小アルカナスート攻略法』として
火の性質についても解説しています。
合わせて読んで戴ければ嬉しいです。
ワンドの2を『棒の性質』で読む方法
ワンドは「木の棒」ですので、
そこからの連想キーワードと、
「ワンド2」を足して読むことが出来ます。
『wands=(火、棒)』というように
相互に関係し合っていますので、
「棒」は「火の要素」も含んでいます。
棒の連想キーワード
支える、燃やす燃料になる、
(理由、モチベーション)
上記キーワードを
相談内容に合わせて
○何を支え(モチベーション)とするのか。
というように考えていきます。
【ワンド2】正位置/逆位置の意味と解釈-象徴や人物像を徹底解説まとめ
今回はタロット小アルカナ
『ワンドの2』について解説致しました。
ワンドの2は、
自分の掲げた目標に向かって
全力で挑もうとするカードです。
これから外の世界へ進出していくので、
良い意味で純粋で、擦れていません。
自分のポテンシャルを信じて
大胆に行動していくでしょう。
『リスクを背負っても行動する』
それが
赤い衣に身を包み、右手に世界を持ち、
夢を見据える「ワンド2の人物」です。
私たちには
「未来を予測する力」はありますが…
しかし神ではないので、
予知能力のように
確定的な未来は視えません。
何かに対して行動した結果、
成功するかも知れませんし
失敗するかも知れません。
そのような「50%50%」の時…
ワンド2の人物は、
『これに賭ける!』と、
大胆に行動していきます。
恐れや難局に直面しても、
目標達成のために彼は立ち向かいます。
勝利を掴もうと努力をし、
実際に勝利を掴もうと行動を始める…
そのような性質が
『ワンドの2』のカードにはあるのですね。
今回の記事が、
皆様のリーディングの
お役に立てれば嬉しいです。
それでは、
本日も
最後までお読み戴き、
誠に有難う御座いました。
コメント