ワンドの2で『人物像』を作ろう
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/06/tarot-wands2-character.png)
タロットは人物像を作ることで、
カードを覚えやすくなります。
ここでは、
『ワンドの2は〇〇のような性格』
『ワンドの2は〇〇のような人物』
という形式で作っていきます。
人物像を作る際は、
「ワンド2の元の意味」を使って作ります。
そうすることによって
『元の世界観を壊すことなく』
ワンド2の人物像を作っていけます。
以下で3つのステップに分けて
説明していきますね。
本章で作る人物像は、
相談者、又はお相手自身の
気づいていない性格や性質。
といったリーディングにも使えますよ。
Step①:「ワンドの2」意味を調べる
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2023/11/search-3.jpeg)
まず始めに
「ワンド2の正位置の意味」から
キーワードを列挙してみます。
次のステップで上記の中から
『ワンド2のイメージに合う意味』
それを5個程ピックアップします。
Step②:イメージに合う意味を選ぶ
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/tarot-benkyou.jpeg)
では先程の項目で挙げた
「ワンドの2」基本的な意味…
上記から
「ワンド2に似合う意味」を
5個程ピックアップします。
どれを選んでも大丈夫です。
試しに筆者は…
理想、展望(ヴィジョン)
成功、前進、開拓、
この5つを選んでみました。
次はこのキーワードを使って
『ワンド2の人物像』を作ります。
Step③:選んだ意味で人物像を作る
![考える](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2023/10/kanngaeru.jpeg)
先程選んだ
「ワンド2」の5つのキーワード
理想、展望(ヴィジョン)
成功、前進、開拓、
上記5つを使って
「ワンド2」は〇〇が好きで、〇〇で…
というように
キーワードを散りばめながら文章を繋げて
「人物像」や「性格」をイメージします。
「ワンドの2」という人物は…
![タロット『ワンド2』](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ワンド2.jpg)
常に高い理想を持っていて、
理想の未来像(ヴィジョン)を
いつも自分の中に描いている。
彼は成功するためには、
進み続けることが大切だと考え、
行く手を遮る壁があるならば、
例え経験のない分野であっても、
躊躇せず踏み込む開拓精神を持つ。
描いた夢を必ず果たすという心は、
きっと彼を目的地へと立たせるだろう。
筆者の中で
「ワンドの2」は、
このような人物、性格に成りました。
元々の意味を用いることで、
世界観を壊すことなく
人物像を作ることが出来ます。
ここで作った人物像は、
相談者さん自身も気づいていない性格
お相手が自分でも気づいていない性格
などのリーディングにも使えますよ。
「ワンドの2」を数秘術『2』で読む
![タロット『ワンド2』](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ワンド2.jpg)
ワンドの2は
『2番のカード』です。
タロットは
割り振られた数字で読むことも出来ます。
数秘術「2」の意味
数秘術では
「2」という数字は『1対1』
○自己と他者との関係性や協調性、
○自己と他者との共同作業全般、
○物事を感じ取る能力(感受性)、
というものを表しています。
ワンドの2では、
以下のように変換して使えます。
関係性:目的地と自分
協調性:場の状況に応じた柔軟さ
感受性:物事を感じ取る力
例えスキルがあったとしても、
場の状況に則していなければ
空回りするだけですよね。
置かれている状況や状態、
それらを見て、感じ取って、
きちんと判断し立ち回ることが大切です。
ワンドの2番は
『駆け出しのカード』ですから尚更です。
これが「数秘術2」での読み方です。
ワンドの2を『火の要素』で読む方法
![タロット『ワンド2』](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ワンド2.jpg)
ワンドのスートには、
『火の要素』が含まれていますので、
火の連想キーワードと、
「ワンド2」を足して読むことが出来ます。
火の連想キーワード
![火の元素](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/07/火.jpg)
エネルギー、上昇志向、行動力、
冒険心、情熱、創造性、野心、
勢いがある、自信がある、
上記「火の連想キーワード」と、
『夢や目標を達成したい/ワンド2』
この2つを足すことで、
『アドバイス』を作ることが出来ます。
ちょっと
『成功の為の○箇条』
みたいな文言になりましたが(笑)
このように
アドバイスキーワードとする事が出来ます。
以下の記事では、
『小アルカナスート攻略法』として
火の性質についても解説しています。
合わせて読んで戴ければ嬉しいです。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/minor-arcana-memorize-300x157.png)
ワンドの2を『棒の性質』で読む方法
![タロット『ワンド2』](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ワンド2.jpg)
ワンドは「木の棒」ですので、
そこからの連想キーワードと、
「ワンド2」を足して読むことが出来ます。
『wands=(火、棒)』というように
相互に関係し合っていますので、
「棒」は「火の要素」も含んでいます。
棒の連想キーワード
![タロット小アルカナ「ワンド」](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/wands.jpeg)
支える、燃やす燃料になる、
(理由、モチベーション)
上記キーワードを
相談内容に合わせて
○何を支え(モチベーション)とするのか。
というように考えていきます。
【ワンドの2】正位置/逆位置の意味と解釈-象徴や人物像を徹底解説まとめ
![タロット『ワンド2』](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2024/05/ワンド2.jpg)
今回はタロット小アルカナ
『ワンドの2』について解説致しました。
ワンドの2は、
自分の掲げた目標に向かって
全力で挑もうとするカードです。
これから外の世界へ進出していくので、
良い意味で純粋で、擦れていません。
自分のポテンシャルを信じて
大胆に行動していくでしょう。
『リスクを背負っても行動する』
それが
赤い衣に身を包み、右手に世界を持ち、
夢を見据える「ワンド2の人物」です。
私たちには
「未来を予測する力」はありますが…
しかし神ではないので、
予知能力のように
確定的な未来は視えません。
何かに対して行動した結果、
成功するかも知れませんし
失敗するかも知れません。
そのような「50%50%」の時…
ワンド2の人物は、
『これに賭ける!』と、
大胆に行動していきます。
恐れや難局に直面しても、
目標達成のために彼は立ち向かいます。
勝利を掴もうと努力をし、
実際に勝利を掴もうと行動を始める…
そのような性質が
『ワンドの2』のカードにはあるのですね。
今回の記事が、
皆様のリーディングの
お役に立てれば嬉しいです。
それでは、
本日も
最後までお読み戴き、
誠に有難う御座いました。
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