皆様こんにちは。
『本気のタロット講座』へようこそ。
タロットを勉強するにあたって、
「○○をしてはいけない」「○○に読まなければいけない」
というように…
難しいルールについて行けるかな?
そう心配してタロットの世界に入ろうかどうしようかと悩んでおりませんか?
今回は
非常に解りやすく
『タロット占いにおけるルール』についてお話してみたいと思います。
タロットは自由な占術です
まず
結論から申し上げます。
『タロットは自由な占術』です。
「こうしなくてはならない」というルールは実は存在しません。
例えば、
・正位置はこう読まなければならない
・逆位置はこう読むべき
・この相談には○○スプレッドでなければならない
そういうのは実は一切無いです。
タロット占いというのは
ほとんど縛りのないとても自由な占術なのです。
ルールというのは、
個々のタロッティストがそれぞれに決めて良いのです。
・シャッフルの回数やシャッフルの仕方。
・逆位置を採用するか否か?
・ドローしたカードのどれから読むか?
・無理に読む必要のないカードは読まない。
・ジャンプカードのことを「ボンバーカード」と呼ぶ。
・浄化は人によっては気にしない。
・スプレッドなんて気にしない。
個々のタロッティストが独自で
『自分ルール』を決めた方がやりやすくなります。
今回の記事では
筆者のタロットに対する自分ルールをご紹介します。
筆者のタロットに対する独自ルール
それでは、
タロットは一体どれくらい自由な占術なのでしょう?
筆者の方法を例に見てみます。
シャッフルのやり方
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/05/シャッフル.png)
筆者のやり方は、
この画像のような通常のトランプ風のシャッフルのみです。
一般的にタロットは正位置、逆位置をバラバラにするために
「テーブルシャッフル」というものを行ないますが、
筆者は逆位置を使わない為、テーブルシャッフルはいたしません。
シャッフルした後
「カードの山を3つに分けて1つに戻す」
という「カット」と呼ばれる方法は一応やりますが、
そこまで厳密に決めている訳ではありません。
逆位置をどうしているか?
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/05/★愚者正位置と逆位置-1.jpg)
筆者は…
逆位置を使っておらず、メインカードは常に「正位置固定」です。
正位置、逆位置がバラバラになってしまう「テーブルシャッフル」もいたしません。
筆者がタロットの逆位置を採用しない理由を
以前の記事
タロット占いでは逆位置を使わなくても大丈夫です に書かせていただいております。
こういった理由からも
「タロットは逆位置も頑張って覚えなければいけない」
ということは無いのですね。
しかし、例外として…
『Yes.Noスプレッド』は
正位置と逆位置の比率も考慮するスプレッドなので、
この時は正逆両方を使います。
筆者は「Yes.Noスプレッド用」に
ウエイトスミス版タロットカードの
ミニサイズを別に1デッキ持っています。
ドローしたカードのどれから読むか?
タロットには多くのスプレッド(展開法)があり、
それぞれに並べる順序などが書いてあると思います。
並べる順番があって、1枚目から結論まで順序良くポジションが割り振られております。
例)「①過去」「②現在」「③未来」
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/05/★過去現在未来-1.png)
例えばこの3枚引きを
「過去から読み始めなければいけないのか?」と言われれば、そんなことはありません。
1つのストーリーとしては順序よく読むのは気持ち良いですが、
いきなり「未来=(結論)」を先に読んでから、その根拠として「過去⇒現在」と読んでも問題は無いのですね。
結論が凄く読みやすいカードで…
「これはまず伝えておいてあげたい」
…と、いきなり結論カードを読んでも大丈夫ということなのです。
ドローしたカードの全てを読むか?
筆者はカードをドローしたら、
まずは必ずカード全体を観てリーディングのテーマを決めます。
以前の記事
【解説】タロットリーディングはスプレッドの全体を見ましょう
こちらで詳しくご紹介しておりますので読んで戴ければ嬉しいです。
その後は、
先ほどのお話のように1枚目から読んだり、
いきなり「結論」から読んで、
その根拠として他のカードを読んでいったりします。
さらに以前の記事、
強いタロットカードはどれ?タロットの強弱関係
こちらで「タロットカードの強さ」
について書かせていただいたのですが、
影響力の弱いカードと言われる
「数札の2番」や「ペイジ」「キング」などは
読まなくても差し障りないポジションにドローされた場合、
他のカードとの兼ね合いが無ければ読まずにスルーする事もあります。
例えば…
このようにケルト十字法を展開したとします。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/05/★タロットブログ説明.png)
「近い未来の可能性」
ここにソード2番が出ていますね。
筆者は話の展開で、相談者さんの為に成らないなと思ったら読まないです。
「その後の相談者」
という場所のワンド2も同じです。
それよりも、
もっと相談者さんの為に成るポジションとカードを読んでいきます。
このように
筆者は多くのカードを場に出すスプレッドでも
読む必要は無いと思ったカードはスルーしおります。
筆者はそうしますが、
「1枚目から最後まで全部読む」というのはもちろん大切ですし、
「これだけ出して結論しか読まない」としても究極的にはOKということなのです。
それくらい「タロットはルールに縛られない」という事をお伝えしたいのです。
タロットの浄化について
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/05/浄化.png)
タロットの浄化に関しましても
「タロットの浄化はしない」という
タロッティストの方もいらっしゃるようです。
筆者のタロットカードとの関わり方としまして…
タロットカードの各絵柄は『人がより良く生きる為には?』
というテーマで描かれた78枚の絵であり、各カードはそのワンシーンである。
タロットは78枚で一冊の人生の指南書である。
という認識で筆者はタロットと関わっております。
「タロットカードとどのような関わり方をするのか?」
その違いも浄化に力を入れるか否か?にありそうです。
ですので、
筆者はそこまで厳密にタロットカードの浄化を行っている訳ではなく「気分転換」でたまに浄化をするくらいです。
浄化をする際は、この画像と同じような
ホワイトセージとパールシェルを使っています。
○○スプレッドについて
タロットには相談内容に合うよう、多くのスプレッドが用意されております。
・ヘキサグラム法
・ケルト十字法
・ホロスコープスプレッド
・二者択一スプレッド…etc
あり過ぎて覚えきれないほどあります。
下の画像は『ラバーズ・ブリッジスプレッド』というそうです。
![](https://tarot-study.com/wp-content/uploads/2020/05/教材紹介.png)
これらのレイアウトというのでしょうか?
実は筆者は一切気にしません。
筆者の中ではスプレッドを意識するよりも、各カードに対する質問を意識しています。
例えば「彼の気持ちは?」という相談に対して
「過去・現在・未来」という部分を…
過去
彼は初対面で、どのような印象をあなたに持ったか?
現在
彼が現在自分では解っているがあなたに言わない隠している気持ち。
未来
彼は3か月後、どのように気持ちの変化が起こるか?
というような感じで「タロットに対する質問」だけを決めてタロットを並べていきます。
ですので、
筆者の場合「この相談には○○スプレッド」というようにはしていません。
そして並べ方も横一列に並べていったり、2列に並べていったりしています。
ですが対面鑑定の場合は綺麗にスプレッドをレイアウトした方が、
相談者さんも意識を集中しやすいですので大切だと思っています。
まとめ:始めに知っておきたいタロット占いのルール
タロット占術と言いますのは、
これだけ自由度の高いものなのです。
タロットリーディングに関するルールは
個々のタロッティストに全て委ねられているのですね。
ですので、
これからタロットを始めようと思っている方、
「タロットって難しいのでは?」
「タロットって何だか怖くない?」
そういったものは一切ありませんので
是非、気軽にタロット占いの世界に触れていただければと思います。
『ルールが無いのがルール』
筆者はここがタロットの魅力だと思っております。
本日も
最後までお読み戴き、
誠に有難うございました。
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