皆様こんにちは
『本気のタロット講座』へようこそ。
本記事では、
タロット『女帝』の意味、
女帝のメッセージとアドバイス方法を解説致します。
女帝のカードは、
見るからにポジティブ寄りのカードですね。
しかし、
いくらポジティブっぽいカードでも
意味を暗記するのは大変ですし、
相談内容に意味を当てはめるだけでは
読み方が浅くなってしまいます。
本記事では、
タロット「女帝」の絵柄につけられた意味
そこから逆算して解説をしていきます。
本記事を読むことによって、
女帝のカードをもっと深く読むことが出来るようになります。
是非、皆様のお役に立てれば嬉しいです。
タロット『女帝』の意味|女帝のメッセージとアドバイス方法
タロットには、
各カードに意味というものが割り振られており
女帝のカードでは
まず下記のような意味があります。
上記は女帝の基本的な意味ですが、
何故このような意味があるのでしょうか。
その部分について
深くイメージを膨らませることによって
女帝の読み方が格段に深くなっていきます。
本記事では
タロット「女帝」の基本的な意味を
①女帝のカードイメージ
②背景の自然
この2つから読み解いていきます。
女帝のイメージから意味を読み解く
周囲に自然があり、
柔らかそうなソファを置いて
そこにゆったりと座っている女帝。
その表情はとても柔らかな印象で、
母性さえも感じさせてくれます。
非常に魅力に溢れてそうなカードです。
実はタロットは、
『カード特有の魅力からイメージ』
しても読むことが出来るのです。
例えば女帝の基本時な意味の中に
『優しさを表現する、愛情、包容力』
というキーワードがありました。
筆者はここに
『女帝のカード特有の魅力』
というものがあると感じます。
それを踏まえて
女帝の魅力をイメージしてみましょう。
「女帝」というカード。
絵のタッチ、雰囲気、背景、表情などから
どのような『優しさ、愛情、包容力』がありそでしょうか?
それをイメージして文章に書き出してみますね。
下記は筆者の女帝イメージですが、
タロットの人物をイメージする際は
例えば「映画や小説などで登場できる」
それくらい強くイメージする
(作り上げる)ことをお勧めします。
女帝が持つ『魅力』をイメージする
では実際に筆者が、
『Ⅲ, 女帝』が持つ魅力をイメージします。
そのイメージから、
リーディングに繋げるキーワードを出していきましょう。
女帝が持つ魅力のイメージ
タロット「Ⅲ, 女帝」は、
①権威を振りかざすような振舞いはせず、
②民の要望に冷たい反応を見せずにキチンと話を聞きます。
遣いで来た者がいれば、大切な客として丁重にもてなす姿勢を持ってます。
③そしてどんな状況でも
彼女の表情に微笑みがありますので、
使者も心をほぐして話を伝えることが出来ます。
④そして彼女の思想は『民が第一』です。
⑤もし彼らに不満があれば、
それをいかにして取り除こうと尽力します。
⑥自国の豊かさ、平和、発展は
全て民が連れてきてくれると彼女は考えているからです。
⑦まるで母親のように分け隔てなく愛を注いてくれるのです。
女帝は上記のような魅力を持っている
というようにイメージしてみました。
女帝も皇帝と同じ「国のトップ」です。
このような魅力を持っているからこそ
民に愛され、民を守る側でありながら民に守られる。
きっと心豊かな国になるでしょうね。
次の項目で、
先ほどの女帝イメージ文章
①〜⑦をイメージし直してリーディング文章に変えていきます。
『女帝の魅力イメージ』でリーディング
先程の項目では
「Ⅲ. 女帝」というカードの
絵のタッチ、雰囲気、背景、表情などから
『女帝はどんな魅力の持ち主だろうか?』
ということをイメージしていきました。
本項目では、
その『女帝特有の魅力』を
実際のリーディングに使える文章に変えていきます。
①〜⑦は筆者の女帝の魅力イメージ、
「⇒」矢印はそのイメージを基にしたリーディング例です。
では詳しく見ていきましょう。
『女帝の魅力』でリーディングする例
その文章を相談内容に合わせてイメージし直せば、
そのままリーディングになっていきます。
上記をリーディングに用いる際、
相談内容に合わせて
「組織単位」「所属チーム単位」「個人単位」
と範囲を変えていくと読みやすくなります。
上記は筆者の女帝の魅力イメージですので、
是非、皆様も色々なイメージを湧かせて
『オリジナルの女帝の読み方』を手に入れて戴ければ嬉しいです。
女帝のカードには自然がいっぱい
女帝のカードの背景を見てみると、
とても多くの自然が描かれていますね。
そしてその中心に女帝が座っています。
このようなシチュエーションから
『自然を愛する、心穏やかな生活を送る』
というのが女帝の意味としてあります。
タロットカードには他にも、
自然の背景が描かれているカードが多くありますが…
女帝に描かれている自然には
『ありのままの自分でいる』
『ありのままの自分を受け入れる』
というメッセージが込められています。
それは
出来る自分にはキチンとOKを出してあげて、
出来ない自分にもOKを出してあげる。
どんな状態の自分も、
丸ごと肯定してあげることです。
では上記お話を踏まえて
アドバイス文章を作ってみます。
テーマは…
『ありのままの自分を受け入れ、
自分を丸ごと肯定してあげましょう』です。
相談者さんへ。
自分が今どんな状態であっても、
「今現在の自分」を丸ごと肯定してあげてください。
今もし、心が疲れて動けないなら、
頑張ろうと無理しないで良いんです。
疲れている時に無理をしてしまうと
普段よりも心身に負担がかかってしまい、動けなくなってしてしまいます。
そうなれば再起に時間が掛かってしまいますから。
だからこそ今は無理に頑張ろうとせず、
あなたが自身が好きな事や、心が穏やかになる時間をたくさん過ごして下さい。
その時の心持としては、
「今は出来なくてもいいや、だってこの状態も自分なんだもの」という心持ちです。
『できない状態もありのままの自分』として受け入れてあげて下さい。
それも自分…と受け入れてあげると、
頑張り過ぎない自分を作れますし、
心が穏やかな時間を過ごしやすくなります。
そうやって少しずつ、心身を回復させていけば復帰も早くなります。
以前よりもパワフルな自分に成ることだってできます。
怪我は早く処置した方が治りが早いですから。
心の状態は客観的に見づらいからこそ、
今どう過ごすかを大切にして下さいね。
「背景の自然」から
女帝らしい優しさのある
アドバイスリーディングができました。
女帝を読む際の参考になれば嬉しいです。
自然体でいること、無理に繕わないこと、
疲れていたりするなら無理をしないこと、
自分を強く見せようとしないこと、
自分の弱い部分を受け入れること…
なども『ありのままの自分』と読めます。
タロット「女帝」面白い読み方
タロットはとても自由な占術で、
相談内容に合っていれば
どのような読み方をしてもOKなのです。
タロットの読み方は実に多彩で、
「カードから何を感じるか?」
「カードから何をイメージするか?」
これをそのままリーディングに繋げることが出来ます。
例えば女帝の背景には
広葉樹林、針葉樹林、麦が豊かに実り、
川が流れて小さな滝になっていますよね。
女帝はその大自然の中で
喜び満ちているように感じられます。
女帝のカードのシチュエーションが
彼女の休日を描画したものでしたら、
自然の中で風を感じ、川の流れを見て、
小鳥のさえずりに耳を傾けるかもしれません。
彼女はとてもくつろいだ状態で、
心身共に休まっていることでしょう。
この女帝のイメージを活かして
「キャンプをする」
「アウトドアに出かける」
「自然の多い場所に出かける」
と読んでしまうことだって出来ます。
他にも「自然」からイメージを膨らませて
『体を自然のリズムと一致させる』という読み方も出来ます。
朝起きたら陽の光を浴びて、
体内時計をリセットする。
起きる時間と寝る時間をきちんとして、
夜更かしや昼夜逆転をさせないこと。
このように読めば、
女帝のメッセージとリンクした読み方が出来ます。
各カードのイメージを活かして
自在に読むことが出来るのですね。
以下の記事では、
『Ⅲ. 女帝』の性格、人物の特性など
「人物像として的を絞っての解説」
をしております。
女帝のカードが更に深く読めますので、
併せてご覧戴ければ嬉しいです。
タロット『女帝』の意味|女帝のメッセージとアドバイス方法まとめ
今回は、
タロット『Ⅲ, 女帝』の意味を
①女帝の絵から受ける印象
②背景の自然
この2つから解説をさせて戴きました。
まとめとしましては…
【①女帝の絵から受ける印象】
女帝の絵を見て受ける印象から、
『女帝にはどんな魅力があるか?』
ということをイメージした後、
相談内容に合わせるよう文章を変更していきました。
そのイメージは相談内容によって
組織単位、所属チーム単位、個人単位と
範囲を変えてイメージし直すと読みやすくなっていくことをお伝えしました。
【②背景の自然】
女帝のカードの背景には「自然」が多く描かれていました。
女帝には「自然を愛する、心穏やかな生活を送る」という意味があり
『ありのままの自分を受け入れて下さい』という読み方ができました。
出来る自分には勿論OKを出してあげて、
出来ない自分も丸ごと肯定をしてあげるという読み方をしました。
他にも
女帝のカードを見て、
『自分が女帝のシチュエーションに身を置いたらどんな気持ちか?』
それをイメージするのも
女帝を読む手助けになってくれましたね。
本記事がタロット
「Ⅲ, 女帝」リーディングのお役に立てれば嬉しいです。
それでは、
最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。
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