タロット『愚者』の意味から人物像を作ってカードを覚えよう

タロット『0. 愚者』人物像
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皆様こんにちは
『本気のタロット講座』へようこそ。

愚者のカードを覚える為に
「正位置、逆位置の意味」
を最初に覚えると思いますが…

正直に言って
タロットの意味を覚えるのは
しんどいと思います。

筆者も最初、
『意味の暗記』を
頑張りましたが挫折しました。

愚者のカードのみならず、
タロットの覚え方は多くありますが…

今回の記事は
「0. 愚者」のカードに
元々つけられた意味を利用して、
『愚者の人物像、世界観を作って覚える』

ということに特化した企画です。

この方法では
「愚者に付けられてる意味」
を使いますので、
元の世界観を壊さずに
愚者の人物像、
世界観を作っていけるのです。

本記事を読むことによって
愚者のカードを理解しながら
『自分だけの愚者』
を作って覚えることが出来ます。

愚者の意味を暗記するよりも、
楽しく学べますので
是非、参考にして戴ければ嬉しいです。

目次

タロット『愚者』の意味から人物像を作ってカードを覚えよう

愚者のカードには
「0」という数字が振られており、
『物語は始まっていない』
ということを示唆しています。

だからこそ今はまだ
彼に怖いものは無いですし、
心も体も自由な状態ですし、
何のしがらみも無い状態です。

愚者はこれからの旅で
多くの人と出会い、
様々なことを学び、
多くの経験をしていきます。

例えるなら愚者のカードは
『真っ白なキャンバス』でしょう。

純粋無垢な魂を持ち、
これから出逢う人、
経験する事柄、学びによって
何色にでも染まることができます。

ところで、
愚者の行先は
「崖」という解釈がありますが…

足元は絵が途切れていて、
その先が見えませんね。

この愚者の足元の先は、
周囲のドローカードで変わります。

スプレッド全体の印象が
「明るいか暗いか?」
それで愚者の行く先に
道が現れるか否かが決まっていくのです。

「一寸先は闇」
という言葉がありますが、
それは単に
『人生は先が予測できない』
というだけであり、
ネガティブな意味合いではありません。

ですので、
愚者のカードが
良いカードか?悪いカードか?
それは周囲のドローカード次第。

ということになるのですね。

それでは次の項目から、
愚者の意味と覚え方へ行ってみましょう。

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『愚者』の人物像をイメージする

ここでは
一般的な意味の中から
「愚者」を読むのに
使いやすいキーワードをご紹介します。

【一般的な愚者のカードの意味】
始まり、積極性、可能性に溢れる、
軽やか、希望、自由、楽しい気持ち、
楽観的、無計画、純粋な気持ち…etc.

ここに紹介した
愚者の意味ですが…
本ブログでは、
愚者のカードを学ぶために
面白い使い方をしていきます。

上記キーワードを基に
愚者のカードを見ながら
以下のような質問を
投げかけてみてください。

【Q. 愚者のカードは…】
これから何が始まりそう?
どんな積極性がありそう?
どんな可能性に溢れてそう?
彼の何が軽やかそう?
彼の希望とは一体何?
彼はどのように自由なの?
彼は何が楽しいと思ってる?
楽観的とはどんなもの?
無計画ってどういうこと?
無邪気な心ってどんなもの?
何に対して純粋な気持ちを持ってる?

そしてこれらの質問に対して
『愚者のカードから受ける印象を基に』
答えてみてください。

実はその答えが、
ご自身の愚者の人物像、世界観。
そしてリーディングになります。

質問に答える時、
『〜そうだ、〜っぽい、〜かも、』
みたいな文章にすると作りやすいですよ。

試しに筆者がやってみますね。

【愚者の人物像をイメージしよう①】
質問:愚者にはどんな積極性があるのか?
答え:考えるよりまず行動しそう。
行き当たりばったりでも良いので
自分がやろうと思ったことを
直ぐ行動する積極性がありそう。


この答えの部分は
「〜そう」を「〜しましょう」とすれば
愚者でのアドバイスとして使えますね。

【愚者の人物像をイメージしよう②】
質問:無計画ってどういうことか?
答え:この先を考えて無さそう。
先のことは全く考えておらず、
「今が楽しければいいじゃん」
と言ったような
成り行き任せな気持ちを持っていそう。


これも「〜そう」を「〜だ。」
のように変えれば
相手の気持ちを読むのにも使えますね。

愚者の元の意味を基に、
「〇〇ってどういうこと?」
と自問自答をすることで
愚者の人物像、
カードの世界観が把握でき、
同時にリーディングにも成ってしまいます。

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『愚者』の人物像の詳細な作り方

タロットの世界観

本項目では、
『愚者の人物像や世界観の作り方』
ステップを踏みながら
更に詳細に解説致します。

やはり
カードを覚えるために
一番大切なのは
『カードの人物像や世界観』
これを自分の中に作ることです。

実際に書籍を読んだり、
ウェブサイトで学ぼうとしても
「書かれている世界観」を
覚える形になってしまいますよね。

それですと、
なかなか覚えられないのも事実です。

そこで本項目では、
愚者の意味を基にして
『元々の愚者の世界観を壊さず』

ご自身オリジナルの
「愚者の人物像、世界観」
を作る方法を詳しくお伝え致します。

Step①:愚者の意味をピックアップ

タロット『0. 愚者』

この方法では、
愚者のカードに付けられている
『元の意味』を使っていきます。

そうすることによって
カードの元の世界観を壊すことなく、
人物像や世界観を作っていけるのです。

まずは
『愚者の意味』を
沢山ピックアップしてみますね。

【タロット 愚者の意味】
自由、型にはまらない、好奇心旺盛
無邪気、純粋、天真爛漫、可能性、
発想力がある、天才、軽率、
冒険が好き、わがまま、
落ちこぼれ、ネガティブ、焦り、
イライラ、意気消沈、直感、
期待、変幻、変化、展開、開花、
娯楽、喜びに満ちる、積極的、
始まり、旅行、転居、散歩、楽観的、
柔軟な姿勢、無限の可能性、楽しみ、
軽やかさ、単独、夢見る力、新しい年、

このステップでは、
意味として覚えるのではなく、
人物像、世界観を作るため
『愚者の世界観の一部を切り取ったもの』
として考えてください。

Step②:イメージに合うものを探す

ここでは、
先程集めた「愚者の意味」の中から…

1)ご自身の中で愚者のイメージに
一番合うと感じるキーワードを
五つほどピックアップしてください。

2)その選んだキーワードに対して
「愚者は〇〇そうだ」
という言葉を付け足してみてください。

試しに、
筆者が選んだものから
解説を進めていきますね。

1)筆者が選んだ愚者っぽいキーワード
積極的、好奇心旺盛、軽やか、
型にはまらない、喜びに満ちる、

2)〇〇そうだ…と付けてみる
愚者は「積極的」そうだ。
愚者は「好奇心旺盛」そうだ。
愚者は「軽やか」そうだ。
愚者は「型にはまらな」そうだ。
愚者は「喜びに満ちて」そうだ。

いかがでしょうか?
これだけでも
愚者のカードのことが
何となくわかる気がしますね。

ここまでが
『愚者の世界観の基盤』になります。

これだけでも
愚者のカードを覚えるには十分ですが…

次の項目で、
更にオリジナリティある
愚者の世界観を作る方法をお伝えします。

Step③:具体的にイメージしていく

考える

このステップでは、
先ほどの
「愚者は〇〇そうだ」について
『どのように〇〇そうなのか?』
というようにイメージを湧かせていきます。

自分の中に詳細な
愚者の人物像を作ると同時に、
リーディングに繋げることが目的です。

イメージするのが難しい時は
「積極的とは」「発想力とは」
など単語の定義を調べてみると、
ニュアンスが掴みやすくなりますよ。

以下で
筆者の選んだものを例として
解説をしていきますね。

①愚者は「積極的」そうだ。
Q. どのように積極的そうか?
愚者は自分のやりたいと思ったことを
リスクなど考えることなく
活発に行動に起こしていきそうだ

②愚者は「好奇心旺盛」そうだ。
Q. どのように好奇心旺盛か?
愚者は行ったことない場所や
やったことない事柄など
沢山体験したいと思っていそうだ。

③愚者は「軽やか」そうだ。
Q. どのように軽やかなのか?
愚者はきっとフットワークが軽い。
思い立ったら何処へでも行くし、
やりたいと思ったら、
考えるよりもまず行動してそうだ。

④愚者は「型にはまらな」そうだ。
Q. それは一体どういうことか?
愚者はルールとか、
マニュアルとかは多分嫌い。
「郷に行ったら郷に従え」
とかそういうの関係なく、
自分流のやり方を貫くと思う。

⑤愚者は「喜びに満ちて」そうだ。
Q. どんな喜びに満ちてるのか?
愚者は「今この瞬間を生きている」
ということに喜びを感じていそう。
雨が降ってても、風が吹いてても
『今を生きている』
それこそが愚者の喜びだと思う。

これらのイメージが、
元のカードイメージを壊さない
『愚者の性格、人物像、世界観』です。

そしてこれを作れたと同時に
既にリーディングも出来ているのです。

EX.)「③愚者は軽やかそう」から
今日はフットワークを軽くしよう。
思い立ったことを直ぐ実行しよう。
物事を深く考えるのはやめよう。

いかがでしょうか。
人物像、世界観を作ることで
愚者のカードを覚えやすくなり、
リーディングにも繋げられる
というような一石二鳥の方法なのです。

以下の記事では、
『0. 愚者』の詳細な読み方や
アドバイス方法などを解説しています。
併せて読んで戴ければ嬉しいです。

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まとめ:タロット『愚者』の意味から人物像を作って覚えよう

タロット『0. 愚者』

本記事では、
タロット愚者の元の意味から
世界観を壊すことなく
愚者のカードの
「性格、人物像、世界観」
それを作る方法をお伝え致しました。

愚者に付けられた意味を
世界観の一部を切り取ったものとして
イメージしていく方法でしたね。

愚者に付けられた
元々の意味を使って作っていくので、
『0. 愚者』の世界観を壊すこと無いのに
オリジナルの愚者を作っていけるのでした。

今回の記事が
皆様の参考になれば嬉しいです。

それでは、
本日も
最後までお読み戴き
誠に有り難う御座いました。

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