タロット解説『節制は健康のカード』その意味を深く考えていきます~節制編第二部~

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皆様こんにちは
『本気のタロット講座』へようこそ。

今回の記事は
タロット大アルカナ
節制編 第二部としまして、

『XIV, TEMPERANCE.』
メインメッセージ編をお送りいたします。

本記事は、
タロット大アルカナ
「節制」の解説と共に、
このカードが示唆する
私達の日常生活において
非常に大切なメッセージを紐解いていきます。

是非、
最後まで読んで戴ければ幸いです。

目次

XIV, 節制のメインメッセージ

このカードの名前は
『節制 TEMPERANCE.』です。

訳を調べてみると、
節制、適度、節酒、禁酒
というように書かれております。

さらに「節制」の類語を調べていくと、
自己管理、自制、度を越さない、
セルフコントロール…

などとも書かれております。

そして、
節制のカードに描かれている天使は、
四大天使のひとり「ラファエル」とする説もあります。
ラファエルは健康、医療、旅の守護天使です。

健康の守護天使ラファエルが、
『節制 TEMPERANCE.』としてカードになっている…。

ここから筆者は、
このカードのメインメッセージを
『何事もほどほどにせねば健康を害す』と解釈します。

健康というのは、
何も身体の状態に限った事ではありません。

身体や精神はもとより、
社会的な状態だったり、
対人関係であったりと多岐にわたります。

ですので、
仕事、対人関係、恋愛、遊び、飲食、スポーツ…etc.
日常生活全てに当てはまることだと思っております。

仕事もやり過ぎれば心身を壊しかねず、
対人関係だって行き過ぎてはいけない。
遊んでばかりでもいけないし、
肉体を追い込みすぎてもダメですし、
我慢しすぎてもいけません。

勿論「やらなさすぎ」も上記健康を害します。

0か100で日常に挑むのではなく、
自身の心身の状態や
相手との関係性を見ながら
度を越さないように挑む。

その大切さを
節制のカードはメッセージしております。

下記の項目からは、
大アルカナ節制の大切なメッセージ
『健康について』執筆していきます。

ダイレクトな
節制の解説を綴るのではありませんので、
退屈な文章かもしれませんが、
とても大切なことです。

是非、
このまま
読み進めて戴ければ嬉しいです。

何事もほどほどに

このカードの名前は「節制」です。

一言で言ってしまえば
『何事も度を越さずほどほどに』という事でしょう。

例えば仕事です。
休日を取らず、朝から晩まで働くのは度を越しています。

例えば食事…
美味しいからと、気持ち悪くなってしまうくらい食べるのも度を越しています。

例えば飲酒…
「目覚めたら家にいた」など、記憶が無くなるまで飲むのも度を越しています。

人間関係だってそうです。
節度を保ってコミュニケーションをしていかなければ、嫌われてしまいます。
例えば、
相手が言いたくない事を
根掘り葉掘り聞き出そうとするのは、
コミュニケーションにおいて度を越えています。
人とのコミュニケーションでは、
相手の事を考えることも大切ですし、言葉を選ぶというのも大切です。

日常生活においても
度を越してアクティブに活動し尽くしていたら疲れきってしまいますよね。
もし倒れてしまったら、
今までやってきた事が頓挫したり、最悪水の泡になってしまいます。

今携わっている事など
長く続けたいと思うならば、
節度を持って、ほどほどに、
度を越さずに挑む事が大切なのですね。

心と体のバランスを大切に

天使の立つ位置と立ち方に目を向けてみます。

節制のカードを良く観ると…
ラファエルは、つま先で立っているのが判りますでしょうか。

この「つま先で立っている」という部分が「バランス」という意味を持たせる由縁です。

更に立っている場所を良く観ると…
『右足は水の中』
『左足は陸地に』
という描写になっていますね。

実は図像学では
大地は「肉体」を表現し、
水は「精神=心」を表現しています。

ラファエルは健康の守護天使でもあるとお伝えいたしましたが…
そのラファエルが、
大地と水、2か所につま先でバランス良く立っているのです。

すなわち、
肉体的な健康にも精神的な健康にも、平等に気遣ってあげる事の大切さをメッセージしています。

なぜ、心身両面を平等に気遣うことが大切なのでしょうか?
実は「心と体」は連動していて、
どちらかが疲労すれば、もう片方も疲労していくからなのです。
下記でその例を書かせていただきます。

『精神⇒身体』へと影響が出ていく例

「体に異常はないけれど精神的に疲れている」というご経験があると思います。

それが長く続くと、身の回りの様々なことが億劫になっていきますよね。
そして精神的な疲れは、些細なことで傷ついたりイラついたり…
といったような、心にストレスを受けてしまう要因ともなります。
それにプラスして
ストレスで精神的にダメージを受け続けると免疫力が減っていきます。
そうなってしまうと
風邪を引きやすくなったり、怠くなったりと、身体にも影響が出てきてしまうのです。

『身体⇒精神』へと影響が出ていく例

「多忙な日常で身体を休める暇がない」という経験はありませんか?

身体のコンディションは、精神のコンディションと比例します。
身体が疲れていたり病気であったりすると、精神的にも脆くなっていきます。
普段コンディションが良い時は、特に気にならない事であったとしても…
身体が弱っていたりすれば、
些細な言動に傷ついたり、落ち込んだり、
何かに思い病んだりしてしまうことさえあります。
身体が疲れていたり、弱っていると、心にも影響が出てきてしまうのです。

心と体は個別のものでは無く、連動しているのですね。
だからこそ自身の心と体に、
バランスよく健康を保つように気に留めてあげることが大切なのです。

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自分に合ったストレス解消法が大切

例えばテレビなどを見ていて
「健康の為にストレスを溜めるな」とよく言われますよね。

しかし、
溜めるなと言われても溜まってしまうのがストレスですよね。

大切なのは、
自分に合ったストレス解消法を見つけて、
ストレスが溜まる前に、定期的におこなってあげる事です。
『ストレス 発散方法』などと検索し
その中から色々な方法を試してみることをお勧めいたします。

筆者の場合は、
肉体を適度に追い込んでテンションを上げたり、
テンションの上がる相手とコミュニケーションを取るなど…
「テンション上がる系」がストレス発散状態になってくれていると、最近感じるようになりました。

ストレスの発散方法は、
検索などで沢山知ることが出来ます。
ですがやはり、
「○○という方法が万人に効くか!?」
そう問われれば難しいのかもしれません。

筆者が思うに…
やはり個人によって、
「より適したストレス発散法」というのはあるはずです。

筆者も現在のストレス発散方法
(私はテンション上がる系が良いのだな)
というところに到達するまで、長い年月を要しました。

より適したストレスの発散方法が
個人によって違ってくるとするなら、
その発散法について色々調べて、試してみて…
その中で自分に合ったものを複数取り入れていくのが良いと思います。

あと大切なのが、
「焦らず探していく」という心持ちです。

焦ってしまうと、
それはそれでストレスになってしまいますから。

ストレス耐性を上げる方法

自身のストレス耐性や免疫力を上げるために大切なことがあります。

それは『規則正しい生活』をすることです。
物凄く基本的な事ですが、とても重要なことです。

規則正しい生活は
・免疫力を高める
・ストレス耐性を上げる

そのための基礎であり、最も大切なことになります。

下記で簡単にご紹介致します。

キチンと食事を摂る

きちんと食事を摂ると言いますのは、
『3食をバランスよく摂取する』ということです。

例えば…
食事は一日一食で
あとはお菓子のようなもの…
というのは止めた方が良いです。

三食摂取しても
毎食を目一杯食べてしまうのもお勧めしません。
食べ過ぎると胃に負担がかかって、
消化吸収がスムーズにいかなくなるからです。

良く言われるのは「腹八分目」ですよね。
食物の消化吸収がスムーズに行なわれれば、
それだけエネルギーに変換しやすくなります。
エネルギーがあるという状態は、
好体調であるということに繋がります。

バランスよくエネルギー摂取が出来れば、
ストレスへの耐性を維持し、
免疫力を維持していくことが可能になります。

軽い運動をする

健康な身体を維持するための運動ですので、
自分を追い込むほどやる必要はありません。
毎日10分は歩くとか、
毎日5分は筋トレをするとか…
そういった軽いもので大丈夫です。

実は運動をすると体内の血流が良くなります。
とあるコマーシャルで「血が巡る」というフレーズを聞いた事ありませんか?

この「血が巡る」というのは、
人間の身体にとってとても大切なことで
体を癒すのも、育てるのも…
欠かせないものは「血の巡り」と言っても過言ではありません。

その血の巡りを良くするために
軽い運動をするのは大切なことであり、
それらは身体の免疫力や、
ストレス耐性を上げる手助けをしてくれます。

睡眠をキチンと取る

睡眠は、心身両面を回復させるための特効薬です。

例えば、
病気になった時、疲労した時など、とにかく横になりますよね。
先程の「血流」の話にも通じるのですが、
実は、横になると血液の循環も良くなるのです。
内臓に対して効率よく血液が巡るので体の回復も早いそうです。

私達の脳は、
日々もの凄い量の情報にも曝されています。
それは脳の疲労としても蓄積されていきます。
そんな脳の疲れを癒す為にも睡眠は大切になるのですね。

「精神・心」というのは、
端的に言ってしまえば「脳の働き」です。
そういった観点からも、
キチンとした睡眠は、心身両面の健康にとって必須なのですね。

RPGなどでも、
「寝る」というスキルで回復したり、
「宿屋」で完全回復させたりといった事をします。
それくらい睡眠は大切なのです。

『食事、運動、睡眠』
この基本的な3つを大切にして、
規則正しい生活サイクルを構築してみてください。

良好なサイクルを作れれば、
好調な体調を維持していきやすくなり
免疫力の向上、ストレス耐性のアップに貢献してくれます。

上記のお話は
筆者が執筆しております記事で、
もう少し詳しくお話しております。

是非、
訪問して戴ければ嬉しいです。

あなたの休日相談所 | 人間関係、...
「基本のストレスマネジメント」ストレス耐性を上げダメージを軽減させる為に大切なこと | あなたの休日相... 現代はストレスを受けることが非常に多いですが、自身のストレスの発散法を持ってい事にプラスして、もうひとつ大切なことがあるのを知っていますか?非常に見落とされがち...
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『健康とは?』節制のカードを読み解くヒント

本記事では
タロット大アルカナ節制編 第二部
といたしまして、
主に『健康について』取り上げて参りました。

最後に
この項目では『健康とは何か』という事を
深く掘ってお話をしてみたいと思います。

実は「健康」というのは、
身体だけが元気ハツラツという状態なだけではダメなのです。

WHO(世界保健機関)によりますと…

その健康の定義では、
①社会的な健康状態
②身体的な健康状態
③精神的な健康状態

この3つが共に健康であって、はじめて真の健康であるとされています。

下記でそれぞれ挙げてみます。

「社会的な健康状態」

社会的に健康とは:
仕事、家庭、人間関係など、
日常生活、社会生活を送る上で、本人が何ら支障も生じていないと思えている状態です。

『社会的に健康な状態の例』
衣食住の保てる状態である。
仕事で夜も眠れないストレスを抱えていない。
疲れはするが、心身共に疲労困憊な毎日ではない。
人間関係等が良好であると思えている。
プライベートの生活は充実していると思えている…etc.

『社会的に不健康な状態の例』
病気等、やむを得ない事情等により
衣食住等が保ちづらくなり、
その後、職を探したり、
収入を確保しようとしているが
それが出来ずに『自身が困っている』状態。
今の職場が合わず転職をしたいが、
家庭など自身の置かれている状況を考えると行動できず悩んでいる等。
その他、大きな負債を抱えている。
人間関係に悩んでいる…etc.

他にも多くありますが、
自身が日常生活、社会生活に支障を感じているものがあるか否か?
それで判断をしていきます。

見方を変えれば、
周囲から見て大変そうであっても、
「本人が良好であると思っている」
「何ら不安や支障を感じていない」
のであれば、
「社会的に不健康ではない」というようにも言えます。

「身体的な健康状態」

身体的に健康とは:
感染症や、その他疾病を患っていないか?
骨折していたり、筋肉痛、
関節痛等があったり、痒かったり…
そういった身体的な不快感があるか否か?
などの状態で見ます。

こちらも
「本人が支障を感じているか否か」
という部分で判断していきます。

「精神的な健康状態」

精神的に健康とは:
そのまま心の健康です。
これは社会的な健康、身体的な健康から派生するものもあります。

『精神的に健康な状態の例』
日常生活、社会生活を送るうえで、何ら不安や恐怖が無い状態である。
決してポジティブである必要は無いけれど、特に物事を悪く考え過ぎない状態などです。

『精神的に不健康な状態の例』
人間関係に悩み、仕事等に行くのが憂鬱だ。
何か疾患を持っていて、健康状態など不安を抱えている。
職などが見つからず、自分の先行きに不安を抱えている。
凄くショックな出来事があり、立ち直ることが出来ない。

…など日常生活を送るうえで、
本人に何らかの気に病む事が持続している状態。
それは精神的に不健康な状態であるといえます。

上記3つの健康状態ですが、
全てにおいて共通することは、
『本人が支障を感じているかどうか?』という部分です。

誰かから見てそうであっても、
本人がどうかという事が尊重されます。

どこかが欠ければ連鎖する

WHOの健康の定義では、
『社会的』『身体的』『精神的』3つが共に健康であって…
はじめてその人は「真に健康な人」と成ると言われております。

そして、
これら3つのどれかが不健康になり、
それが続いてしまえば、
連鎖的に他の部分も不健康になっていくとされています。

下記でその例を挙げてみます。

────────────────────
心身ともに健康な状態である人がいました。

その人は、ある理由で仕事を失い、
その後、職が見つからず困っていました。

でもその人は、
心身共に元気であるので
最初はポジティブに多くの会社に応募し続けられました。

しかし、
何社面接を受けても、一向に採用してくれる会社がありません。

何か月もそのような状態が続くにつれ、
徐々に蓄えも無くなっていきます。

金銭的な余裕が減ることは
精神的な余裕が減る事にも繋がります。

しかも、
何社も面接を受けているのに不採用が続くことで
考え方も次第にネガティブ寄りになっていきます。

「何故自分はどこにも採用されないんだ」
というように、
ある種、自己卑下的な気持が芽生えてきて、
少しずつ落ち込むようにもなってきてしまいます。

職を探し始めた当初は「絶対に大丈夫」という心でしたが…

次第に焦りと、不安と、
採用されない自分自身を卑下してしまう心により、
「精神的な不健康状態」となってしまいます。

これが長く続いてしまえば、
更に気持ちが落ちる、
気力が乏しくなってしまいます。

精神的に落ちてしまうと、
食欲もなくなってしまいますし、
精神的なストレスは、睡眠の質に顕著に表れます。

眠れなくなってきて、
尚且つ食欲もなくなってしまえば、
ダイレクトに身体に影響が出て来ます。

食事、睡眠など
身体の健康を作るうえで
大切なことが上手く行かなければ、
免疫力も落ち「身体的な不健康状態」になってしまいます。

精神的、身体的に不健康な状態になってしまえば…
社会的な健康を掴みに行くことは難しくなります。
────────────────────

上記のお話では、
「社会的に不健康な状態」から
精神的⇒身体的⇒社会的と飛び火していく例を挙げました。

しかし実は、
『社会的』『身体的』『精神的』という3つの健康状態は、
どの部分から不健康になっても、他の2つに飛び火してしまうのです。

現代では、
「社会、身体、精神、3つが共に健康で在れる」
ということがとても難しくなっています。

だからこそ、
自分を客観的に見れる内から、
自身の3つの健康状態を把握し、
セルフケア(自身にベストなストレスの発散方法の習得や、信頼できる人に話を聴いてもらう等)の知識・方法。
自身の心の健康を害す前に、周囲の頼れる場所(専門機関、一時避難所等)を見つけておくのは大切なことです。

それが出来なくて、
不健康になってしまいそうな人が身近にいたなら、
具体的に何をしてあげることが出来なくとも、声を掛けてあげるという気持ちだけでも救われるはずです。

『社会的』『身体的』『精神的』
この3つの健康のお話を、
自身や身近な人を護る知識として、
頭の片隅に置いておいて戴ければ幸いです。

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『節制は健康のカード』まとめ

今回の記事は
タロットカード
「節制の解説 第二部」としまして、
節制の大切なメッセージである
『健康について』取り上げさせて戴きました。

ダイレクトな
節制のリーディング解説ではありませんでしたが、
節制のメインメッセージとして
とても大切なことだと考えています。

今回の記事が
良好な生活のヒントになれば幸いです。

それでは
最後までお読み戴き、
誠に有り難うございました。

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