タロット解説|世界の意味『到達、完結、成就』ひとつの解釈

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皆様こんにちは、
『本気のタロット講座』へようこそ。

いよいよ
ウエイトスミス版タロットカード
大アルカナ最後のカード
『ⅩⅩⅠ,THE WORLD(世界)』です。

世界のカードの意味を調べると
ゴール、到達、まとまり、成就、完成、完全制覇…etc.

といったように、
「ゴール」という意味が強調されていますよね。

本記事では
ひとつの説として…
大アルカナの最後を飾る『世界』のカード。

その壮大な意味を追っていきます。

本記事を読むことにより、
タロット大アルカナ
『ⅩⅩⅠ,THE WORLD(世界)』の見方が変わります。

是非、楽しんで戴ければ嬉しいです。

筆者が提供するものはタロット講座です。
実際の団体等、関連は御座いません。

目次

タロット解説|世界の意味『到達、完結、成就』ひとつの解釈

タロットは各カードが
単独の絵ではなく、
物語のようになっております。

前記事「ⅩⅩ, 審判」の解説では、
ヨハネの黙示録~最後の審判~にて、
善人の魂がミレニアム(千年王国)
に上げられるシーンが描かれているとお伝え致しました。

その次が『ⅩⅩⅠ, 世界』です。

すなわち世界のカードの「世界」とは…
『ミレニアム(千年王国)である』という解釈が出来ます。

では千年王国とは、
一体どのようなものなのでしょうか?

旧約聖書から紐解いていきましょう。

「審判の日」とは…

世界編を進める前に簡単に、
『最後の審判』をおさらいしておきます。

「ⅩⅩ, 審判」では、
天使がラッパを吹き
人々が喜んでいるシーンが描かれていました。

『最後の審判』(1535年~1541年)システィーナ礼拝堂

そして上の画像は
イタリア・ルネサンス期、
ミケランジェロにより描かれた『最後の審判』です。

新約聖書ヨハネの黙示録
『最後の審判』を基にされています。

この「審判の日」において
善人はミレニアム(千年王国)へ
悪人は地獄へと選り分けられます。

下記リンクは『ⅩⅩ, 審判』の記事です。
本編と繋がっておりますので、
併せてお読み戴ければ嬉しいです。

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「審判の日」を越えた世界『ミレニアム』とは

では…
審判の日を終えて辿り着く
『ミレニアム(千年王国)』とは一体どのようなものなのでしょうか。

旧約聖書「イザヤ書」から紐解いていきましょう。

イザヤ書11章6節

おおかみは小羊と共にやどり、豹は子やぎと共に伏し、子牛、若獅子、肥えたる家畜は共に居て、小さい童に導かれ、雌牛と熊とは食い物を共にし、牛の子と熊の子と共に伏し、獅子は牛のようにわらを食い、乳飲み子は毒蛇のほらに戯れ、乳離れの子は手をマムシの穴に入れる。彼らはわが聖なる山のどこにおいても、損なうことなく、破ることがない。水が海を覆っているように、主を知る知識が地に満ちるからである。

『イザヤ書 11』より引用

イザヤ書65章(一部)

そこにはもう、泣き声も叫び声も聞かれない。数日しか生きない乳飲み子も、寿命の満ちない老人もない。百歳で死ぬ者は若かったとされ、百歳にならないで死ぬ者は、のろわれた者とされる。彼らは家を建てて住み、ぶどう畑を作って、その実を食べる。彼らが建てて他人が住むことはなく、彼らが植えて他人が食べることはない。彼らは無駄に労することもなく、子を産んで、突然その子が死ぬこともない。彼らは主に祝福された者の末であり、その子孫たちは彼らと共にいるからだ。狼と子羊は共に草を食み、獅子は牛のように、わらを食べ、蛇は、ちりをその食べ物とし、わたしの聖なる山のどこにおいても、そこなわれることなく、滅ぼされることもない。と主は仰せられる。

『旧約聖書メッセージ』より引用

旧約聖書
「イザヤ書」には多くの章があり、
断片的に千年王国について予言されているようです。

上記引用の解釈としまして…

全ての人々が皆、主を知れば、
肉食動物は人を食べようとせず、
動物同士でも争いごとをしなくなる。
それは人間も同じで、
立場の違いは無くなり、嘘も偽りもない関係を築く。
子供は何に恐れることなく
無邪気に皆の手を引いて
皆が仲良く同じものを食べて同じ時間を過ごす。
人間は長命になり、
働いた苦労は誰に奪われず
苦労した分は全て自分が享受できる。
子供にも恵まれ、
赤ちゃんは生まれてすぐ亡くなることも無い。

それは遥かエデンの園のような光景であり、
1000年王国において
どの地へ行っても同じ光景がある。

ピーテル・パウル・ルーベンス&ヤン・ブリューゲル 「楽園のアダムとエヴァ」 (1597-1600)

…とされています。

かなり断片的な感じなのですが、
『遥かエデンの園のようだ』
という世界観が印象的です。

では次項から『ⅩⅩⅠ, 世界』のカードに戻ります。

その抽象的な絵を読み解いていくと、面白い事が解ってきます。

『ⅩⅩⅠ, 世界』のカードの四隅に描かれているのは…

タロット『ⅩⅩⅠ, 世界』のカード。

絵の四隅には
天使、鷲、牡牛、獅子の顔が雲の上に現れています。

この雲はシャカイナグローリーといいます。
「聖なるもの」が現れる際、

火や雲など人の目に見えるカタチとして現れる現象です。
ウエイトスミス版タロットカードに頻繁に登場します。

この四隅に描かれた
天使、鷲、獅子、牡牛は、
イエスの生涯における
四つの重要な出来事を表しています。

「天使」はキリストの受肉、
「獅子」は荒れ野での誘惑、
「牡牛」は受難、
「鷲」は昇天に対応しています。

そして同時に、
天使、鷲、獅子、牡牛は「福音記者」の象徴です。

聖書的な福音の定義とは、
「人類が罪から救われるという報せ」
と書いてありました。

四隅の象徴を分けていくと、
天使は『聖マタイ』鷲は『聖ヨハネ』
獅子は『聖マルコ』牡牛は『聖ルカ』を表しています。

そしてマルコによる福音書
1章15節にこう書かれています。

イエス・キリストは
「時は満ちた、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」と述べ伝えた。

これも『千年王国』のお話に繋がっているように読めます。

ウエイトスミス版タロットカード
『ⅩⅩⅠ, 世界』の四隅には、
その福音記者たちの象徴が描かれているのです。

『ⅩⅩⅠ, 世界』のカード中央の人物は…

タロット大アルカナに描かれている人物は…

「愚者から隠者」までは人間。
「正義から世界」までで描かれているのは
『各徳目の擬人化、象徴』とされています。

徳目とは

儒教における仁・義・礼・智・信や古代ギリシャでの知恵・勇気・正義・節制、キリスト教における信仰・希望・愛などを指す。

goo辞書『徳目』より引用

すなわち、
正義のカードは『正義の擬人化』
死神のカードは『死の象徴』というわけです。

そしてタロットカード
『ⅩⅩⅠ,THE WORLD(世界)』
絵の中央に描かれている人物には
様々な説がありますが、
世界のカードを審判の続きとするなら…

千年王国へ行った人達の魂…
『信仰や愛などの擬人化』と解釈できます。

エデンの園より
肉体には性別が付与されましたが、
魂には性別という概念はありません。

審判の日に選ばれた人達は、
千年王国というひとつのゴールへ到達する。

そこへ入れる者は、
神を愛し、悔い改めて善に生きる者です。

自分の利益や快楽よりも、
他人の利益や幸福を祈って生きる者です。

その魂が到達する場所が「ミレニアム」であり…

タロット大アルカナ
『ⅩⅩⅠ,THE WORLD(世界)』なのです。

大アルカナの最後を飾るに相応しい
壮大な意味を持ったカードですよね。

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この記事の最後に

本編で引用させて戴きました
旧約聖書イザヤ書からの預言、
神の国と言われる千年王国は
悔い改めた人たちの『魂のゴール』とも言い換えられます。

そしてその世界は、
雲の上の国とか、別の次元とか
天国とか、地球外で起こる話ではなく、
私達の居る地上で起こる話だそうです。

その世界を、
『ⅩⅩⅠ,THE WORLD(世界)』
として描いているというお話です。

だからこそ、
タロット『世界』の意味に
ゴール、到達、完成、成就…etc.
といったものが強調されているのですね。

ウエイトスミス版タロットカードは
『大アルカナ22枚』
『小アルカナ56枚』計78枚のカードがあります。

その中でも、
大アルカナはカバラの思想に基づき、
『人生とは何か?』といった壮大なテーマを以て描かれています。

その最後を飾る「世界」のカード。

そこに付与された
「ゴール、到達、成就」という意味は、とても壮大なものでした。

それでは、
本日も
最後までお読み戴き、
誠に有り難う御座いました。

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